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合計特殊出生率1.14、出生数も過去最少67万人…人口動態統計

 厚生労働省は2026年6月3日、2025年(令和7年)人口動態統計月報年計(概数)を発表した。出生数は、前年比1万4,937人減の67万1,236人で過去最少を更新。1人の女性が生涯に生む子供の数を示す「合計特殊出生率」は1.14と、10年連続で低下した。

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出生数および合計特殊出生率の年次推移
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  • 母の年齢(5歳階級)・出生順位別にみた出生数の年次推移
  • 第1子出生時の母の平均年齢の年次推移
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  • 都道府県別にみた合計特殊出生率
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  • 婚姻件数および婚姻率(人口千対)の年次推移

 厚生労働省は2026年6月3日、2025年(令和7年)人口動態統計月報年計(概数)を発表した。出生数は、前年比1万4,937人減の67万1,236人で過去最少を更新。1人の女性が生涯に生む子供の数を示す「合計特殊出生率」は1.14と、10年連続で低下した。

 人口動態調査は、日本の人口動態事象を把握し、人口および厚生労働行政施策の基礎資料を得ることが目的。市区町村長が出生・死亡・婚姻・離婚・死産の届書に基づいて人口動態調査票を作成している。調査期間は2025年1月1日~12月31日。

 出生数は67万1,236人で、前年の68万6,173人より1万4,937人減少。10年連続で減り続け、過去最少を更新した。出生率(人口千対)は5.6で、前年の5.7から低下した。

 母の年齢(5歳階級)別では、30~34歳で前年より増加したものの、それ以外の各階層で減少した。出生順位別の総数でみても、「第1子」「第2子」「第3子以上」のすべての出生順位で前年より減少した。第1子出生時の母の平均年齢は、前年と同じ31.0歳だった。

 1人の女性が一生の間に生む子供の数に相当する「合計特殊出生率」は1.14で、前年の1.15よりさらに低下。10年連続で低下し、過去最低を更新した。

 都道府県別の合計特殊出生率は、13県で上昇。「沖縄県」1.52がもっとも高く、ついで「宮崎県」1.46、「福井県」1.45。一方、もっとも低いのは「東京都」0.96で、「北海道」「宮城県」1.00が続く。東京都は、2024年0.96、2023年0.99と、3年連続で1を割り込んだ。

 婚姻件数は48万9,119組で、前年より4,027組増加。婚姻率(人口千対)は4.1で、前年の4.0から上昇した。平均初婚年齢は、夫31.0歳、妻29.7歳で、いずれも前年より低下した。都道府県別で、平均初婚年齢がもっとも低いのは「島根県」で夫29.7歳・妻28.7歳。もっとも高いのは夫婦とも「東京都」で、夫32.0歳・妻30.6歳。離婚件数は、前年より6,836組減の17万9,068組だった。

 一方、死亡数は前年比1万5,889人減の158万9,489人で、5年ぶりに減少した。出生数と死亡数の差である自然増減数は-91万8,253人で、19年連続マイナスとなった。

《奥山直美》

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