旺文社教育情報センターは2026年6月15日、文部科学省と厚生労働省による就職状況調査をもとに、大学生の就職率に関する分析記事を掲載した。2026年3月卒業の大学生の就職率(4月1日現在)は前年と同じ98.0%で、2023年度の98.1%についで過去2番目の高さとなった。
文部科学省と厚生労働省は5月22日、2026年3月卒業の大学生・短大生などを対象とした「大学等卒業者の就職状況調査」を公表した。今回旺文社教育情報センターが掲載した大学生等の就職率は、この結果をもとに分析したもの。大学生等の就職率について、設置者、男女別、文系・理系別の状況などをまとめている。
2026年3月に大学を卒業した人の就職率(就職者/就職希望者)は98.0%(前年と同)で、1996年度の調査開始以降の最高となった2023年度(2024年3月卒)の98.1%についで過去2番目となる高い数値を、前年から維持した。
設置者別では、国公立大が前年比0.3ポイント増の97.9%。私立大は前年と同じ98.1%で、過去最高を記録した状態が続いた。
男女別でみると、男子は前年比0.1ポイント減の97.5%。一方で、女子は同0.2ポイント増の98.7%で、過去最高となった。
文系・理系別では、文系は同0.2ポイント減の98.0%、理系は同0.8ポイント増の98.1%となった。文系でやや減少したものの、いずれも高い水準をキープしている。
就職状況は、景気や社会情勢に影響を受けるという。旺文社教育情報センターは、日本銀行の短観「雇用人員判断DI」をみても、近年は企業の人員不足感が継続して高くなっており、大学生の就職状況は堅調に推移していることがうかがえる結果となっていると、分析している。
旺文社教育情報センターの分析記事では、就職率の全体推移や男女別、文系・理系別の推移のほか、エリア別にわけてグラフを掲載。また短大生、高専生、専門学校生の就職率の推移についても紹介している。

