今回打ち上げられるソユーズには、前澤友作氏と関連会社役員の平野陽三氏、ロシアの宇宙飛行士のアレクサンドル・ミシュルキン氏が乗船し、国際宇宙ステーション(ISS)に向かう。日本の民間人がISSに滞在するのは初のこと。前澤氏と平野氏は12月19日に地球に戻る予定だという。
打ち上げは日本時間の12月8日午後4時38分、ISSとのドッキングは午後10時41分の予定。ライブはNASAのWebサイトにて配信が予定されている。前澤氏は現在、ロシアでの約100日間の訓練を終え、搭乗のためにカザフスタンで待機しているという。前澤氏の公式YouTubeチャンネルでは、ロシアで行ってきた訓練のようす等がアップされており、今後はISSでの滞在のようす等も公開される予定。
前澤氏は、アメリカのSpaceXが2023年に打ち上げを予定している有人宇宙船「Starship」での月周遊旅行の権利を獲得し、民間人初の月周回ミッション「dearMoon」を進めている。共にミッションに参加する8人のクルーを募る企画には、249の国・地域から約100万人の応募が寄せられ、世界中から大きな注目を集めている。前澤氏は、「月に行く前にISSにも行くことにました」として、打ち上げの準備を完了させ、今その時を待っている。
【打ち上げまで2日】
— 前澤友作┃12/8から宇宙旅行 (@yousuck2020) December 5, 2021
ソユーズロケット準備完了。
前澤も準備完了。
あとはその時をただ待つ。#前澤宇宙旅行 pic.twitter.com/KSEvbyOgrF