ゲームを通して創造力や思考力を育む、新感覚の習い事を体験

 「好き」を通じて、お子さまの能力を伸ばしたい。そんな思いで、ゲーム好きな小学4年生の息子と一緒に参加した、ゲームカレッジLv99のゲームレッスン。レッスン内容や感想をレポートする。

教育イベント 小学生
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レッスンでの3回目のバトルではチーム皆の声がけもスムーズに。
  • レッスンでの3回目のバトルではチーム皆の声がけもスムーズに。
  • フィードバックで良かったところ、改善した方が良いところをすぐに確認
  • ゲームで身に付くスキル
  • ポケモンユナイトコースについて
  • 10分のバトルを終えた直後にフィードバックを行う
  • レッスンでの初めてのバトルでは各々自己流で参戦したがゆえに、チーム戦の良さが発揮できず。
  • 負けても満足そうな息子の表情に、ゲームでの教育的効果を実感した
  • 次のバトルに向けた作戦会議

 2021年12月12日、オンラインで習い事を体験できる「リセマムキッズデー2021冬編」が行われた。「ゲームで思考力や課題解決力が身に付く」と聞き、ゲームが大好きな小学4年生の息子と一緒に、ゲームカレッジLv.99のゲームレッスンに参加することにした。

 直前まで「ゲームの習い事」がどのようなものなのかまったくイメージが湧かなかったが、実際に体験してみると「思考力」や「問題発見力」「コミュニケーション力」「協調性」等、思っていた以上の学びを得られることがわかった。当日のレッスン内容と合わせて、参加レポートをお届けする。

大人が見守ることで、スコアアップだけではなくゲームマナーも習得



 教材として使用するのは、世界的に流行しているゲーム『ポケモンユナイト』。参加者がチームを組んで、時間内に得点を競う試合形式のゲームだ。チームで協力しながら、相手チームの隙をついてゴールするとスコアが加算される。息子は体験したことがないゲームだったので、レッスンについていけるのかという不安が大きかったが、イベント前に試しに少しやってみると、なんとなくルールを理解できたようで、楽しく遊び始めた。

レッスンでの初めてのバトルでは個人プレイが多く、チーム戦の良さが発揮できず。

 当日はレベル別のグループに分かれて、レッスンが行われた。初心者グループの息子は、少し緊張の面持ち。自己紹介をした後、『ポケモンユナイト』はチームで協力するゲームであること、キャラクターの特性を踏まえて役割を決めて戦うと効果的なこと等をグループ全員で確認した。また、レッスン中の約束として「みんなで協力して戦うこと」「ケンカをしない、人のせいにしないこと」「勝っても負けても楽しむこと」「汚い言葉を使わないこと」の4つが子供たちに伝えられた。戦闘系のゲームの場合、どうしても子供が乱暴な言葉を使いがちだが、大人が見守ってくれていることで保護者は安心して参加させることができると感じた。

実践とフィードバックの繰り返し、子供たちの姿勢も変化



 子供たちが好きなキャラクターと役割を決めて、いざ出陣。同じグループの子供たちと先生が1つのチームとなって、イベントに参加している他のチームとの10分間のバトルが始まった。イベント前に自己流でゲームを楽しんでいた息子だったが、実際に先生や他の子供たちと対戦してみると、その強さに圧倒されていた。バトル中、先生は自身もバトルに参加しながら、チームの子供たちに「○○くん、そこにいる敵と戦ってみよう!」「ポイントの高いキャラクターが出てきたからみんなこっちのコースに集まって一緒に戦おう!」等、常に声をかけ、アドバイスをしてくれた。


 最初のバトルは残念ながら敗戦。バトルを終えた直後、すぐにチーム全員でフィードバックを行う。フィードバックでは、子供たち自身が今のバトルの良かったところ、改善した方が良いところを発表。上手く言葉にできない子供たちの気持ちや感情を汲み取って、言語化してくれるのが印象的だった。

10分間のバトル直後にチーム全員でフィードバック

 また、次のバトルに向けて先生からアドバイスをもらう。「バトル中に『やばい、やばい』と言うだけではなくて『周りに敵が大勢いる』とか『下のコースに来て、みんなで助けてほしい』とか、具体的に仲間に伝えてみよう」「興奮して少し乱暴な言葉が聞こえたので、次はみんなで気を付けるようにしようね」といった提案を真剣に聞き入れる子供たちだった。

ゲームの教育的効果はこんなにたくさん!

 次のバトルを開始する前、子供たちが「自分はこんな風に動いたら良いかな」「次はこんな風に戦いたい」と考えながら、再度役割を決めていった。バトルを重ねていくうちに大きく変わったと思うのは、参加している子供たちから「こっちにこのキャラクターが現れました」「技を使えるパワーが貯まりました」「このコースに行きます」「ゴールを守ります」等、積極的でポジティブな発言が多くなったこと。初対面かつオンラインでのコミュニケーションにもかかわらず、参加している子供たちと先生との間にチームとしての意識が芽生えているように感じた。先生からフィードバックがあった言葉遣いも、子供たちが自ら意識しているようすがうかがえた。

次のバトルに向けた作戦会議では皆真剣な表情

 今回のレッスンで息子のチームは残念ながら全敗してしまった。でも先生からの前向きなアドバイスのおかげでとても満足したようすだ。ゲームという、自分の好きなものだからこそ「強くなりたい」「上手になりたい」という思いが強い。そして、ゲームカレッジLv.99のレッスンは『ポケモンユナイト』のゲームの特性を最大限生かし、実践とフィードバックを繰り返す内容だからこそ、先生からのアドバイスや提案が子供たちの心に強く残るのだと感じることができた。

勝ち負けだけではない、ゲームの楽しさを実感できた


 レッスンが終わってからも息子は、今回の体験で学んだことを試しながら『ポケモンユナイト』を楽しんでいる。短い時間ではあったが、ゲームを通して「自分で考え、判断する」「仲間のことを考えながら行動する」「チームをより良くするためにはどんなことが必要か」等について、自然と考えられる良い機会であったと思う。

「負けたけど満足」ゲームの教育的効果を実感



 文部科学省・学習指導要領にも自ら問題を発見する力、生き抜く力の必要性が明記されている。一方でゲームには、論理的思考力や創造性、探究心、目的達成力等を育むことができる教育効果があるという研究報告が世界各国でなされている。ゲームカレッジLv.99のレッスン監修者である東京大学大学院情報学環・藤本徹准教授の言葉を借りれば「囲碁や将棋のようなアナログゲームはすでに、そのような社会への定着が進」んでいるのと同様に、デジタルゲームも「これから社会に出て活躍するために必要な能力を高める遊びの要素が豊富に含まれて」いるのだ。

ゲームを通して身に付けることができるスキル

 もう1人の監修者である、Global Teacher Prize 2019 Top10を受賞した小学校教諭・正頭英和先生も、ゲームカレッジLv.99の「ゲームを教える」というこれまでにないアプローチに対して大きな期待を寄せている。

 ゲームカレッジLv.99のレッスンは未就学児から中学生対象と幅広い。学年によるクラス分けではなく、個々人のレベルに応じて3~4名の少人数グループが編成される。1レッスンは60分で、Zoomミーティングを使って行われる。

 コースは大きく分けてゲームタイトル別の「ポケモンユナイトコース」「マインクラフトコース」「スプリンギンコース」の3つ。それぞれのゲームの特性を生かしたレッスンだ。「ポケモンユナイトコース」は、10分間のバトルを生かし、チームで戦う実践(バトル)と、チーム全員でのフィードバックを繰り返しながら、テンポよくレッスンが進む。

ポケモンユナイトコースについて

 また各コースがさらに通常コース・特別コースに細分化されており、たとえばマインクラフトでは冒険を楽しみ、問題解決力をはじめ総合的な能力を高める「マインクラフト・サバイバルコース」、アイテムを自由に使い、建築物やアートを制作することで想像力や表現力を高める「マインクラフト・クリエイティブコース」、言語設定を英語に変更し、バイリンガルの先生と一緒にプレイする「マインクラフト・英語コース」、マインクラフトを通じてプログラミング的思考を学ぶ「マインクラフト・プログラミングコース」が設定されている。

身に付くスキルが明確、多様なレッスンを無料体験



 無料体験レッスンでは、レッスンの内容だけでなく、教育的効果や身に付く能力・スキルについてもそれぞれ解説してくれる。コースのバリエーションが豊富なだけでなく、レベルに応じて少人数で教えてもらえるのも、保護者としてはありがたいポイントだ。

 無料体験レッスンは随時開催している。ゲームカレッジLv.99のLINEアカウントをフォローし、トークからレッスン予約することができる。「好き」を通じて、お子さまの能力を伸ばしたい保護者必見。ぜひ一度体験してみてほしい。

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《外岡紘代》

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