JAXA「革新的衛星技術実証ワークショップ」2/17-18

 JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2022年2月17・18日、「革新的衛星技術実証ワークショップ2022」をオンラインで開催する。2021年11月に打ち上げられた「革新的衛星技術実証2号機」の報告と、革新的衛星技術実証プログラムの今後について紹介する。参加費無料。

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 JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2022年2月17・18日、「革新的衛星技術実証ワークショップ2022」をオンラインで開催する。2021年11月に打ち上げられた「革新的衛星技術実証2号機」の報告と、革新的衛星技術実証プログラムの今後について紹介する。参加費無料。

 宇宙開発にチャレンジするうえで、実際の宇宙空間での実証・検証は欠かせない。JAXAでは、宇宙開発利用の裾野の拡大を目的とし、イプシロンロケットの打ち上げ機会を生かして民間企業や大学等の開発する革新的衛星技術の実証の公募施策を展開している。

 革新的衛星技術実証プログラムは、宇宙基本計画上の「産業・科学技術基盤をはじめとする宇宙活動を支える総合的な基盤の強化」の一環として、大学や研究機関、民間企業等が開発した部品や機器、超小型衛星、キューブサットに宇宙実証の機会を提供するもの。2年に1回、合計7回の打上げ実証を計画している。

 「革新的衛星技術実証ワークショップ2022」は、2021年11月に打ち上げられた「革新的衛星技術実証2号機」の運用状況・成果等の報告と2022年度に打ち上げ予定の「革新的衛星技術実証3号機」の開発状況報告や、今後の革新的衛星技術実証プログラムについて紹介。オンラインYouTubeライブ配信する。

 2月17日の1日目は、川添雄彦氏(日本電信電話常務執行役員研究企画部門長)による基調講演「宇宙統合コンピューティング・ネットワークと小型衛星での実証機会への期待」と、金子豊氏(宇宙航空研究開発機構研究開発部門革新的衛星技術実証グループ長)からの「革新的衛星技術実証プログラムの概要」。「革新的衛星技術実証2号機の運用状況」「革新的衛星技術実証3号機の開発状況」等。

 2日目の2月18日は、永山隆司氏(IHIエアロスペース取締役)による基調講演「新しい技術を宇宙と、空と、美しい地球へ」。「革新的衛星技術実証2号機の運用状況」「革新的衛星技術実証3号機の開発状況」等。

 両日とも、革新的衛星技術実証2号機の実証テーマ代表者の講演について、質疑応答を行う。講演者への質問は、Webサイトで受け付けている。参加申込も受付けているが事前申込の必要はない。参加費無料。

◆革新的衛星技術実証ワークショップ2022
日時:2022年2月17日(木)、18日(金)13:00~17:20(予定)
開催方法:オンライン、YouTubeライブ配信
参加費:無料
参加方法:事前申込の必要はない
《大田芳恵》

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