【高校受験2022】京都府公立前期<数学>講評…大問構成、小問数は例年どおり

 2022年2月16日(水)、令和4年度(2022年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、前期選抜が実施された。リセマムでは、京進の協力を得て、共通学力検査「数学」の講評を速報する。この他の教科(共通学力検査3教科)についても、同様に掲載する。

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【高校受験2022】京都府公立前期<数学>講評
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 2022年2月16日(水)、令和4年度(2022年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、前期選抜が実施された。全日制は前期選抜募集定員5,148人に対し、1万801人が出願。出願倍率は2.10倍となった。リセマムでは、京進の協力を得て、共通学力検査「数学」の講評を速報する。この他の教科(共通学力検査3教科)についても、同様に掲載する。

前期共通学力検査<数学>講評
(京進 提供)



大問1 小問集合 〔易〕
大問2 確率 〔標準〕
大問3 関数 〔標準〕
大問4 平面図形 〔標準〕
大問5 空間図形 〔標準〕
大問6 方程式の利用 〔やや難〕

 大問構成、小問数は例年通り。大問6以外は、問題集などで取り組んだことのある問題だった。大問1の小問集合は基本レベルの出題であり、確実に得点したい。大問2の確率は樹形図で対応できる。大問3の関数はよく見る問題。大問4では、例年通り、証明が出題された。証明はそれほど難しいものは出題されないので、このレベルの証明はかけるようにしておくことが必要。(2)は△ACE∽△FCDを利用する。大問5(1)(2)は基本問題なので確実に得点したい。(3)は平面AEGCを取り出して考えると四角錐の高さを求めることができる。大問6は長いすAをx脚、長いすBをy脚として、2x+3y=nとして考える。出題傾向は大きく変化していないので対策は取りやすい。基本問題、標準問題を速く正確に解き、図形問題や規則性、整数問題などの難しめの問題に時間を確保し、高得点をねらいたい。

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 このレポートは2022年2月16日(水)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づくオリジナル学習法であるリーチングメソッドは、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進
《編集部》

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