LINEリサーチは、日本全国の高校生を対象に、2022年に流行しそうだと思う言葉やその理由等について調査。流行しそうだと思う言葉のTOP3に「草」「それな／それなー」「きまＺ／きまずい」があげられた。 調査は2022年3月11日～3月14日、LINEユーザーの高校1年生～3年生の男女を対象に、スマートフォンにて行った。有効回収数は1,008サンプル。 2022年にもっとも流行しそうな言葉を自由記述形式で尋ねたところ、全体のTOP3は「草」「それな／それなー」「きまＺ（きまぜっと）／きまずい」という結果となり、4位以下に「はにゃ？・はにゃり」「ぴえん」と続いた。 男女別にみると、女子高校生の1位は「きまＺ／きまずい」。その他、「はにゃ？・はにゃり」「天最高」が上位にランクイン。芸能人やインフルエンサーが発した言葉が上位にランクインしている傾向がみられた。 男子高校生の1位は「それな／それなー」。男子高生は、昨年2021年も「それなー」が2位にランクインし、引き続き流行しているようすがうかがえる。また、4位には北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督が発した「BIG BOSS」がランクインした。 流行しそうだと思う理由について尋ねたところ、「以前から流行っている言葉だから」との回答が男女共にもっとも多かった。しかし、女子高校生では「まわりの友だちや知り合いが使っているから」が2位、男子高校生では「自分が使っている／考えた言葉だから」が2位にあげられた。男女で比較すると、女子高校生は、まわりの人や芸能人が使っているかどうかで流行を察知、男子高校生は世間のニュースや話題になっているから、という傾向がみられた。 次に、2021年に「流行しそう／流行した」と話題になった言葉を中心に、2022年はもう使わなさそうだと思う言葉を尋ねたところ、全体の1位は「ずっしょ」で65％という結果となった。2位以降は、「きゃぱい」「もみあげ手裏剣」「いややばいでしょって話だよね」と続いた。 興味深いのは、「きまＺ／きまずい」と「アセアセ」。2022年に流行りそうな言葉の上位にランクインしている一方、「きまＺ／きまずい」は女子高校生の52.6％、「アセアセ」は男子高校生の52.4％が、2022年はもう使わなそうだと回答している。この2つの言葉については、意見がわかれるようだ。 最後に、流行している言葉を実際にどんな場面で使うか尋ねたところ、全体では「友だちとの実際の会話の中で」が6割を超えもっとも多く、2位以下は「メッセージやDMで」、「SNS（Twitter、Instagram等）の投稿で」と続いた。しかしその一方で、「実際には使わない／知らない」という人も全体で2割、男子高生では3割弱と一定数みられることもわかった。 調査結果の詳細は、LINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」Webサイトより確認することができる。◆高校生が、2022年に流行りそうだと思う言葉は？＜全体＞1位「草」3.6％2位「それな／それなー」3.2％3位「きまZ／きまずい」3.2％4位「はにゃ？・はにゃり」2.6％4位「ぴえん」2.6％6位「天最高」1.7％7位「超チルなラッパー／チルい」1.5％8位「アセアセ」1.3％8位「生きる／生きるwww」1.3％10位「BIG BOSS」1.1％10位「まぎか」1.1％10位「知らんけど」1.1％10位「やばい／やば／やばたにえん」1.1％＜女子高校生＞1位「きまZ／きまずい」5.1％2位「草」4.1％3位「はにゃ？・はにゃり」4.1％4位「天最高」3.7％5位「ぴえん」2.8％5位「生きる／生きるwww」＜男子高校生＞1位「それな／それなー」5.2％2位「草」3.2％3位「ぴえん」2.4％4位「BIG BOSS」2.0％5位「きまZ／きまずい」1.6％5位「やばい／やば／やばたにえん」1.6％
