9月は防災月間…年代や家族構成により防災意識に差

ウォーターサーバーによる宅配水サービス「FRECIOUS(フレシャス)」を提供する富士山の銘水は、9月1日の防災の日に合わせてFRECIOUS利用者を対象に「防災に関する意識調査」を実施した。

生活・健康 保護者

 ウォーターサーバーによる宅配水サービス「FRECIOUS(フレシャス)」を提供する富士山の銘水は、9月1日の防災の日に合わせてFRECIOUS利用者を対象に「防災に関する意識調査」を実施した。

 毎年9月1日は「防災の日」として、災害についての理解を深めたり、災害への備えを確認したりする機会となっている。近年、全世界的に環境問題や気候変動に関心が向けられ、国内でも頻発する自然災害に対する防災意識の高まりが感じられるようになった。さらにその対策として、防災関連グッズの需要の高まりと共に普段使いやアウトドア等でも汎用できるグッズで防災に備える「防災消費」と呼ばれる購買行動も注目を集めている。そこで改めて災害意識や、実践的な対策「ローリングストック法」の認知度、そしてもっとも重要なライフラインの1つである「水」の備えについてに着目し、2,360名のFRECIOUSユーザーにアンケートを実施し調査を行った。

 「防災グッズを用意していますか?」という問に対して、「準備している」または「少し準備している」と答えた割合は、2019年以前は約6割程度だったのが、約7割という結果になった。環境問題や気候変動が大きな課題として取り上げられることが多くなり、気象災害を含む自然災害が国内でも頻発しているため、年々関心を高めていると推察される。

 ついで、「ローリングストック法」の認知度について調査した。ローリングストック法とは日常生活で消費しながら常に一定量の食料や生活用品等を家に備蓄して災害へ備える方法だ。認知度は、調査開始以来初の5割を超える結果となり、実践度についても、大きな伸びではないものの、過去最高の割合となっている。年代別にみると、認知度は40代以降が半数を超え、全体の割合を押し上げている。実践度については、昨年と比較し30代~50代で増加、20代と60代では減少となっている。「ローリングストック法」を実践しているものを質問したところ、約9割が「飲料水」を選択。ついで食料、乾電池、カセットボンベ等、ライフラインである水道、ガス、電気等が止まった際に必要になるものを用意していることがわかる。飲料水のローリングストックを実践していると答えた人に、どのように買い置きをしているかを質問したところ、7割強の人が「ウォーターサーバー」と回答。ついで「ペットボトル」という結果になった。さらに、ウォーターサーバーとペットボトルを併用してローリングストックしている割合は全体の4割程度だった。ローリングストックしている飲料水の量を質問したところ、20L以上を選択した割合の合計が、約4割まで増加しており、年々増加傾向にあることがわかる。

 防災情報の収集をしているかという問いには「している」という回答が、例年大きな変化はなく9割をキープしていた。その収集先についてもっとも多いのはTV、ついでインターネットだった。2位から4位はスマホ等で常時/即時的に情報を取得できる方法が選択されており、能動的に情報を集めているようすがうかがえる結果となった。

《千葉 智加》

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