通信制サポート校が秋入学受付、入学時期の新たな選択肢に

 コノテが提供する通信制サポート校・無花果高等学園は、2022年度の秋入学の受付を開始した。岡山キャンパス(岡山県岡山市)と津山キャンパス(岡山県津山市)の両校で、2022年10月の入学生を募集する。

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通信制サポート校の無花果高等学園が秋入学受付を開始
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 コノテが提供する通信制サポート校・無花果高等学園は、2022年度の秋入学の受付を開始した。岡山キャンパス(岡山県岡山市)と津山キャンパス(岡山県津山市)の両校で、2022年10月の入学生を募集する。

 同社は、「不登校」の裏にある児童生徒の心の痛みに寄り添い、社会の中で自立していくための学校に並ぶ「もう1つの居場所」をつくるため、2021年8月に「無花果もえぎフリースクール 岡山キャンパス」の立ち上げから活動をスタート。その後、高卒資格が取得できる通信制サポート校である「無花果高等学園 岡山キャンパス」を2022年4月に、「無花果高等学園 津山キャンパス」を同年9月に、生徒たちが自ら創り出す新しい高校の形として、それぞれ開校してきた。

 今回募集するのは無花果高等学園の秋入学生。2022年度入学と春入学以外の選択肢を求める声に応じて実施するもので、2022年10月に無花果高等学園での学園生活がスタートできる。週1日以上の通学とレポート学習での卒業認定資格取得が可能で、コースは「地方創生コース」「特別通学コース」「クリエイターコース」「総合コース」「子供教育コース」の5つ。希望者はフォームより申し込む。

 2021年10月13日に発表された文部科学省の最新の統計(令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果)によると、コロナ禍による生活環境の変化を1つの要因として全国の不登校の児童生徒の人数は小・中学生19万6,127人、高校生8万527人で過去最多を記録。2016年に定められた「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律(平成28年法律第105号)」には学校以外での学びの場の重要性が明記されており、学校に復帰することがすべての児童生徒にとってのゴールでは決してないとされている。

 無花果高等学園への転入学は随時受け付けている。

《増田有紀》

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