大阪府は、2022年11月5日と6日の2日間、咲洲地区（南港）にあるATCと大阪府咲洲庁舎をおもな会場として「咲洲こどもEXPO2022～Think SDGs 笑顔がつながる、未来をつくる～」を開催する。45件のプログラムを予定。参加申込は不要で、誰でも参加できる。入場料は無料。
大阪府は、2013年から行政・企業・学校が一体となり、大阪の未来を担う子供たちの想像力を育み、子供のチャレンジを応援する地域活性化プロジェクトとして「咲洲こどもEXPO」を実施している。
第10回目を迎える2022年は、各会場をめぐるスタンプラリーに「ATCおおさかグリーンエコプラザ」の出展者の円谷プロが取り組む「かいじゅうステップSDGs大作戦」を起用。このプロジェクトに共感する人たちと共に、音楽やデザイン等の文化・環境・教育・医療・スポーツ等のさまざまな分野の「人」「もの」「知恵」「技術」を結集させ、親子で楽しく遊びながら学べるイベントやワークショップ等の体験コンテンツを提供する。
2022年のテーマは「未来につなぐ」。SDGsが目指す、持続可能でよりよい社会の実現に向け、イベントを通して意識を高めながら「未来の自分に役立つこと、守りたいもの」を見つけてもらいたいという。2022年度も、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、一部のワークショップのオンライン配信等、自宅でも「咲洲こどもEXPO」を楽しめる工夫を予定している。
ATC会場で催されるおもなプログラムは、広い会場内をスタンプ台帳を持ってウルトラ怪獣たちと一緒にSDGsへの取組みを考えながら旅をする「8つのスタンプとSDGsを探す旅 かいじゅうステップも登場！」（両日開催）、ロボット・ドローン・VR等の最新テクノロジーに触れて学べる体験型展示「ATCロボットストリート」（両日開催）、絵本約800冊が勢ぞろいするイベント「絵本展DanDan～親子で絵の本ひろばを楽しもう！」（両日開催）、関西屈指のダンスの祭典「咲洲ダンスフェス’22秋グランプリ」（6日のみ）等。その他、楽しめるイベントも企画されている。
咲洲庁舎会場で催されるおもなプログラムは、地上252mからの天空のパノラマを体験できる「咲洲コスモタワー展望台・子供入場料無料」（両日開催）、自転車シミュレータで自転車の交通ルール・マナーを楽しく学ぶ「楽しく学ぼう！自転車の交通ルールとマナー」（5日のみ）、2025年に大阪・夢洲で開催される大阪・関西万博に向け万博グッズの作成等を行う「2025年大阪・関西万博PR」（6日のみ）、海洋プラスチックごみ問題について親子で楽しく学ぶ「海洋プラスチックごみってなあに？」（両日開催）、産業廃棄物や不法投棄についてパネル展示やゲームを通して親子で学ぶ「不法投棄防止キャンペーン」（5日のみ）、税について学べる「税を考える週間啓発イベント」（両日開催）等。その他にも楽しめるイベントが企画されている。
また、オンラインでの企画もあり、消費生活に役立つさまざまな情報を楽しく、わかりやすく伝える「大阪府消費者フェア2022」を11月5日から12月9日までWeb配信で開催。アンケートやクイズに回答した人の中から抽選で、暮らしに役立つ商品をプレゼントする。
「咲洲こどもEXPO2022」の参加申込は不要だが、一部のコンテンツは事前予約や事前登録が必要。入場料は無料（一部有料）。開催日は11月5日と6日の2日間だが、1日のみの開催となるプログラムもあるためWebサイトにて確認が必要。
来場に際しては、新型コロナウイルス感染症防止対策として、施設内はマスクの着用、入場時の手指消毒、検温等の協力が求められる。また、大阪コロナ追跡システムを導入しているため、システムの登録の協力も必要となる。
◆咲洲こどもEXPO2022～Think SDGs 笑顔がつながる、未来をつくる～
日時：2022年11月5日（土）・6日（日）10:00～17:00
会場：ATC（アジア太平洋トレードセンター）／大阪府咲洲庁舎（さきしまコスモタワー）
参加申込：不要
※一部コンテンツ事前予約・事前登録必要
入場料：無料
※一部有料コンテンツあり
