愛知県教育委員会は2022年11月17日、2023年度(令和5年度)入学者選抜から新たに導入する特色選抜の定員について公表した。実施全校の特色選抜定員と検査内容を一覧で掲載。定員は、岡崎(普通)5人、刈谷(普通)10人等。
全日制課程において導入する特色選抜は、高校や学科の特色を生かした新たな選抜方法。将来の進路目標やその高校・学科で学ぼうとする意欲、学科・コースに関連する分野での能力・実績等を重視する。
2023年度に特色選抜を実施するのは、77校1校舎113学科。選抜は面接に加え、作文、基礎学力検査、プレゼンテーション、実技検査のうちいずれか高校が指定する検査を実施。作文は16校1校舎24学科、基礎学力検査は37校60学科、プレゼンテーションは23校27学科、特別検査(実技試験)は2校2学科が実施予定。
定員は各高校・学科の募集人員の20%程度までを上限に、各高校が具体的な人数枠を設ける。各校の特色選抜の定員と検査内容は、岡崎(普通)5人・プレゼンテーション、刈谷(普通)10人・プレゼンテーション、半田(普通)5人・プレゼンテーション、半田商業(商業)48人程度まで・基礎学力検査、豊田工科(工業)48人・基礎学力検査、一宮工科(建築デザイン都市工学)16人・プレゼンテーション等。
なお、特別検査(実技試験)を行う2校では、小牧工科(機械・航空産業・自動車・電気)が「紙を使った立体の構成」を、三好(スポーツ科学)が「スポーツの種目別実技」を課す。
特色選抜は、2023年2月1日・2日に願書を受付、2月6日に(一部の高校は2月7日も)面接等検査を実施、2月8日に合格者発表を行う。