【高校受験2024】京都府公立高入試・中期選抜<理科>講評…難易度は易~標準

 2024年3月7日(木)、2024年度(令和6年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。リセマムは、京進の中学・高校受験TOPΣの協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2024】京都府公立高入試・中期選抜<理科>講評
  • 【高校受験2024】京都府公立高入試・中期選抜<理科>講評

 2024年3月7日(木)、2024年度(令和6年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。2024年3月1日に発表された全日制における志願者数の合計は、中期選抜募集人員6,108人に対し、志願者数6,027人で、倍率は0.99倍だった。

 リセマムでは、京進の中学・高校受験TOPΣの協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

京都府 中期選抜<理科>講評
(京進 提供)

大問1 細胞のつくり、呼吸(生物)      〔やや易〕
大問2 混合液の蒸留、密度(化学)      〔標準〕
大問3 脊椎動物のなかま(生物)       〔易〕
大問4 鉄と硫黄の反応、化学変化と熱(化学) 〔標準〕
大問5 音の性質(物理)           〔標準〕
大問6 物体の運動(物理)          〔標準〕
大問7 天気の変化、太陽と地球、金星(地学) 〔標準〕

 例年各分野2題ずつであるが、今年度は地学分野が2単元融合したものになったので、大問数は例年より1題減った形になっている。小問数は例年並みで、出題数、配点ともに各分野均等に出題されているので、実質的に大きな傾向の変化はない。

 語句を答える問題では、字数や表記形式が指定される。用語は漢字でも書けるようにしておくこと。記号解答の問題では、正答を複数選ぶものや2つの事項の完答形式のものが多く、正確な知識がないと得点に結びつかない。数値解答の問題が5問とここ数年ではもっとも多くなった。物理、化学分野の基本的な計算問題の練習はしておく必要がある。

 多くの大問で実験・観察が扱われていたが、いずれも教科書や問題集でよく見るものであり、典型的な実験・観察はその方法や目的まで理解しておくようにしたい。



 このレポートは2024年3月7日(木)に、速報として京進の中学・高校受験TOPΣにより作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

《編集部》

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