英検、2024年度検定料を値上げ…従来型・S-CBT・S-Interview

 日本英語検定協会は2023年11月21日、2024年度の「英検(従来型)」「英検S-CBT」「英検S-Interview」の検定料を値上げすると発表した。従来型の個人/団体・本会場は200円~700円の値上げで、3級6,900円、準2級8,500円、2級9,100円などに改定される。

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2024年度 「英検(従来型)」「英検S-CBT」「英検S-Interview」 の検定料一覧 (税込)
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  • 日本英語検定協会

 日本英語検定協会は2023年11月21日、2024年度の「英検(従来型)」「英検S-CBT」「英検S-Interview」の検定料を値上げすると発表した。従来型の個人/団体・本会場は200円~700円の値上げで、3級6,900円、準2級8,500円、2級9,100円などに改定される。

 検定料改定は、「英検(従来型)」と「英検S-Interview」の2024年度第1回検定および、英検S-CBTの2024年5月実施分より適用される。改定の理由について同協会は、物価上昇による原価増と、英検の品質向上のための研究・開発費の増加をあげている。

 2024年度の英検・従来型の個人/団体(本会場)の受験料(税込)は、1級が1万2,500円(現在1万1,800円)、準1級は1万500円(現在9,800円)、2級は9,100円(現在8,400円)、準2級は8,500円(現在7,900円)、3級は6,900円(現在6,400円)、4級は4,700円(現在4,500円)、5級は4,100円(現在3,900円)。準会場は2級~3級を300円~500円値上げ、4・5級は据え置く。

 英検S-CBTは、準1級が1万600円(現在9,900円)、2級が9,700円(現在9,000円)、準2級が9,100円(現在8,500円)、3級が7,800円(現在7,200円)。英検S-Interviewは、1級が1万2,600円(現在1万1,900円)、2級~3級は英検S-CBTと同じ。

 このほか、2024年度には問題形式を改定。1級から3級のWritingタスクなどを増やし、学習指導要領で求められる技能の統合性を高めるとしている。

 現在、同協会は、英語学習者の英語力向上支援と、準会場での受験機会の拡大に取り組んでいる。学校や学習塾などを会場とする準会場では、所属している生徒だけでなく、外部からの一般受け入れを実施している会場もあり、本会場よりも割安な検定料で受験することができる。

《川端珠紀》

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