JR東日本新潟支社は1月24日、115系近郊型電車の塗装解説・図面集を発売すると発表した。
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115系は国鉄時代の1963年に登場。平坦線区向けの113系に抑速ブレーキや耐寒耐雪装備などを付加した近郊型電車で、現在もJR西日本の山陽本線で運用されているが、JR東日本の在籍車は高崎車両センターのクモハ115-1030を除いて2022年に引退している。
JR東日本で最後まで115系が在籍していたのが新潟支社の新潟車両センターで、1977年に登場した改良型の1000番台が配置されていたが、引退するまで国鉄時代の湘南色をはじめ7種類の塗色が編成ごとに施され、マニアの目を楽しませてくれた。
今回は、115系に乗務していた現場社員の企画により、それらの塗色の解説や塗装を行なう際に使用された門外不出の塗装用図面を収録した「JR東日本新潟支社115系カラーリングコレクション」が発売されることになり、JR東日本新潟支社では「社員が撮影した写真も多く掲載し、新潟支社の115系が活躍していた姿をお楽しみいただけます」としている。
発売額は7000円(消費税・送料込み)で、申込みは1月27日12時30分から2月10日23時59分までJRE MALL「JR東日本新潟支社」店のウェブサイトで受け付ける。
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