鹿児島県教育委員会は2023年1月27日、2023年度（令和5年度）鹿児島県公立高等学校推薦入学者選抜等の出願者数を公表した。全日制全体の推薦選抜の志願倍率は0.25倍。最高倍率は甲南（普通）1.69倍となった。
2023年度鹿児島県公立高等学校の推薦入学者選抜は、1月20日～26日に出願を受け付けた。公表された出願者数によると、県立全日制は推薦枠募集人員2,447人に対し、志願者数618人。志願倍率は0.25倍となった。
出願者数から割り出した各学校の倍率をみると、倍率が1倍を超えたのは、甲南（普通）1.69倍、鹿児島玉龍（普通）1.62倍、鹿児島中央（普通）1.09倍、鹿児島南（体育）1.09倍、松陽（音楽）1.05倍。その他、鶴丸（普通）0.72倍、武岡台（普通）0.92倍、加治木（普通）0.31倍、鹿児島南（普通）0.81倍等。
また、鹿児島県教育委員会は、県立楠隼高等学校入学者選抜の出願者数についてもあわせて公表。楠隼高校は、鹿児島県内初の併設型中高一貫教育校で、公立の中高一貫校としては全国初の全寮制男子校。2023年度の入学者選抜による募集枠は、募集定員90人から楠隼中学校からの入学者49人を減じた41人。出願者数は7人だった。
推薦入学者選抜および楠隼高校入学者選抜は、2月3日に面接を実施。選抜結果は2月9日に中学校長宛に通知する。一般入学者選抜は、2月7日～13日に願書受付、2月15日～21日に出願変更を受付。学力検査は3月2日・3日、合格発表は3月15日に行われる。
