東京都、地下鉄初のベビーカーレンタルサービスを開始

 東京都は2023年4月14日より、都営大江戸線 上野御徒町駅にベビーカーのレンタルサービス「ベビカル」を設置することを発表した。利用料はじめの1時間250円、以降30分ごとに100円。予約可能。

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 東京都は2023年4月14日より、都営大江戸線 上野御徒町駅にベビーカーのレンタルサービス「ベビカル」を設置することを発表した。利用料はじめの1時間250円、以降30分ごとに100円。予約可能。

 JREベビーカーシェアリングが運営する「ベビカル」は、“もっと気軽に子供と外出できる社会を!”がコンセプト。子供と気軽に外出できる社会の実現を目的に、外出先でも利用できる予約可能なベビーカーのレンタルサービスを提供している。今回、東京都交通局はJREベビーカーシェアリングと協働し、都営大江戸線上野御徒町駅構内にベビーカーレンタルサービス「ベビカル」を設置することが決定した。

 導入されるのは、都営大江戸線 上野御徒町駅のツーリストインフォメーションセンター(授乳室)付近。全日午前8時から午後9時まで無人のベビカルスタンドを設置し、ベビーカーを貸し出す。レンタルするのはCombiの施設用ベビーカー「SC51」で、月齢1か月~48か月ごろ、体重18kg以下に対応する。

 サービス開始は4月14日で、すでに予約を開始している。利用料金ははじめの1時間250円、以降30分ごとに100円。12時間最大1,500円とし、12時間以降30分ごとに100円(料金はすべて税込)。なお「ベビカル」の利用には専用Webサイトからの登録が必要。利用料金の支払いはクレジットカードによるWeb決済となる。

 東京都交通局では引き続き、小さな子供連れでも安心して気兼ねなく都営地下鉄を利用できる環境づくりを進めていくとしている。

《木村 薫》

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