【クレーム対応Q&A】教師の行動が威圧的

クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまな相談に対応する際のポイントを聞いた。第127回のテーマは「教師の威圧的な行動が怖い」。

教育・受験 先生
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 学校に寄せられるさまざまな相談やクレーム。保護者や地域からの相談に先生はどのように対応するのが良いだろうか?クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまな相談に対応する際のポイントを聞いた。第127回のテーマは「教師の威圧的な行動が怖い」。

学校でのトラブルの原因が「教師」であることが多い

 学校に子供が馴染めないという場合、原因は学校(教師)にあることが多いです。もちろん、家庭や社会などに問題があることもありますが、学校(教師)を原因とすることが多いです。不登校に関する調査では、学校(教師)が答える調査では、主原因は「子供のこと」であることが多いです。しかし、子供や家庭(親)が答える調査では、主原因は「教師のこと、学校のこと」であることが多いです。学校におけるさまざまなトラブルの発生原因の少なくないものが「教師」であるということを認識した方が良いでしょう。

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《鈴木邦明》

鈴木邦明

帝京平成大学 人文社会学部児童学科 准教授。1971年神奈川県平塚市生まれ。1995年東京学芸大学教育学部卒業。2017年放送大学大学院文化科学研究科修了。神奈川県横浜市と埼玉県深谷市の公立小学校に計22年間勤務。2018年からは帝京平成大学において教員養成に携わっている。「学校と家庭をつなぐ」をテーマに保護者向けにも積極的に情報を発信している。

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