【中学受験】開成・麻布など難関男子中学の2023年春のイベントまとめ

 首都圏の私立中学校では、春に文化祭や運動会などを実施するところがある。そこで難関男子中学校で春に行われるイベントの日程をまとめた。

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開成中学校・高等学校
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 首都圏の私立中学校では、春に文化祭や運動会などの行事を実施するところがある。そこで難関男子中学校で春に行われるイベントの日程をまとめた。

 昨年度までは新型コロナ感染症拡大防止のため一般公開を中止、あるいは来訪者数を制限していた学校が多かったが、今年度は緩和されつつある。しかしながら今後の状況によっては変更される可能性もあるため、一般公開されるかどうかは各校の発表を確認してほしい。

開成中学校

ボートレース

 5月6日は開成中学校・高等学校の伝統行事「ボートレース」を実施。長い伝統をもつ筑波大附属高校とのボートレースで、場所は埼玉県・戸田市のボートコース。高校3年生の応援団の指導のもと、中学1年生と高校1年の編入生による大応援団を組織する。入学したばかりの新入生はこの行事で、上級生の指導のもと、校歌とボートレース応援歌を覚えるという。

運動会

 また、5月14日には運動会を開催。こちらも開成の名物行事で多くのメディアが取材することでも有名だ。全生徒が8つのチームに分かれ、高校3年生の指導のもと、身体接触のある団体競技がメインで行われる。生徒たちは競技ルールをはじめ、さまざまなことを自分たちでしっかりと考え、徹底的に話しあい、常に最高の運動会を求め行動。組織作り、ルールの作成と審議、問題点の改善策等々を議論し、丸一年の月日をかけて行われる生徒主体の行事。

 ただし、開成中学校・高等学校では現在、校舎建築工事が行われており、校内に多くの来場者を安全に迎え入れるための動線を確保できないとの理由から、昨年同様、今年の運動会の観覧も生徒の家族のみに限定する、と発表された。

開成中学校

 

麻布中学校

文化祭 

 例年4月下旬か5月上旬に3日間開催される、麻布中学校・麻布高等学校の自治活動の中で最大の行事。全学的な執行委員会が組織され、ほぼ生徒の手によって企画、運営される。

 多彩な催しがあり、部活やクラスの枠に収まらず、ひとりひとりがやりたいことを発信。それぞれの個性が大いに発揮される機会となっているという。

 2023年度の文化祭は、5月2日(火)~4日(木)に開催される。なお2023年4月24日午前10時30分現在、一般開放等に関する詳しい情報はWebサイトに公開されていない。

麻布中学校

 

武蔵高等学校中学校

記念祭(文化祭)

 武蔵高等学校中学校は、「第101回記念祭」(文化祭)を4月29日・30日の2日間にわたり開催する。4月30日の午後4時10分からは後夜祭も開催。

 今年の記念祭のテーマは「黎明」。「コロナ禍で衰退した企画や外部との関わりなどを復活させる」「昨年で100年目の節目を迎えた武蔵が記念祭をきっかけに次の100年に飛躍する始まりとなるように」という2つの思いが込められているという。

 来場は誰でも可能だが、一部企画については事前予約が必要な場合がある。詳細はWebサイトを確認のこと。

第101回記念祭公式ページ

 

聖光学院中学校

聖光祭(文化祭)

 第64回「聖光祭」は4月29日と4月30日、いずれも午前9時30分から午後4時30分まで開催。事前予約不要で実施する予定だという。

 なお2023年4月24日午前10時30分現在、詳しい情報はWebサイトに公開されていない。

聖光学院中学校

 

栄光学園中学校

栄光祭(文化祭)

 第76回「栄光祭」を5月13日・14日に開催。テーマは「Departure」。1日通しての開催や公演・食品部門の設置など、コロナ禍でできなかったことが「復活」する要素が多くなる見込みだが、ただ昔に戻すのではなく、新たに、前向きに、栄光祭を「出発」させたいという思いが込められているという。

 今後は生徒が作成した栄光祭のWebサイト上にて、さまざまな情報が発信される予定。なお、「オンライン栄光祭」は5月上旬から開催予定。

第76回栄光祭公式ページ

 
《編集部》

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