【大学受験】国公立大2023年春の学園祭6選…4年ぶりに飲食物提供復活の大学も

 新型コロナウイルス感染症によって中止や制限を余儀なくされた各大学の「学園祭」。2023年度は4年ぶりに多くの制限が外れ、かつての活気を取り戻すことが予想される。

教育イベント 大学生
東京大学「五月祭」
  • 東京大学「五月祭」
  • 東京工業大学「すずかけサイエンスデイ2023」
  • 一橋大学「KODAIRA祭(フェス)」
  • 横浜国立大学「清陵祭」
  • 大阪大学「いちょう祭」
  • 北海道大学「第65回 北大祭」

 新型コロナウイルス感染症によって中止や制限を余儀なくされた各大学の「学園祭」。2023年度は4年ぶりに多くの制限が外れ、かつての活気を取り戻すことが予想される。

 そこで2023年4月~6月に実施される国公立大学の学園祭を紹介する。なお、本記事掲載の内容は2023年4月24日午後5時現在のもの。最新の情報は各大学の公式ページを確認してほしい。

東京大学「五月祭」



開催日時:2023年5月13日(土)・14日(日)9:00~18:00

場所:本郷・弥生キャンパス・オンライン ※ハイブリッド開催

 「五月祭」は毎年5月に本郷・弥生キャンパスで開催される東京大学の学園祭。
例年約500の団体が参加し、来場者は16万人にもおよぶ全国屈指の規模を誇る。五月祭当日は模擬店のほか、各所でパフォーマンスが催される。また、学術研究の最高峰である東京大学ならではの学術的な催しが多く、アカデミックな側面を色濃く感じられることも五月祭の魅力のひとつ。今年のテーマは「はなみどり」。4年ぶりに飲食物提供が復活するほか、事前予約も不要。

第96回五月祭

東京工業大学「すずかけサイエンスデイ2023」



開催日時:2023年5月13日(土)・14日(日)10:00~16:00

場所:すずかけ台キャンパス・オンライン ※ハイブリッド開催

 神奈川県横浜市緑区の「すずかけ台キャンパス」とオンラインのハイブリッドにて開催。2022年度から実施している講演会に加え、研究室公開では対面を中心に24の研究室が参加し、身のまわりにある物質や、身近な病気、微生物を使った研究からAI、インターフェイスまで、東工大で行われている最先端の研究が紹介される。このほか、すずかけ台図書館の一般公開、学生によるコンサートやジャグリングなどのパフォーマンス、子供向けの実験教室、模擬店などの企画も。同日にハイブリッド開催されるオープンキャンパスでは、例年実施されている大学院の全学説明会と学院等の個別説明会に加え、東工大の在学生・修了生による講演会も行われる。

すずかけサイエンスデイ2023

一橋大学「KODAIRA祭(フェス)」



開催日時:2023年6月10日(土)・11日(日)10:00~16:30

場所:国立キャンパス

 例年6月に一橋大学国立キャンパスで開催される学園祭で、毎年新入生が主体となって企画・運営されている。今年で26回目の開催。新入生がお互いの絆を深める絶好の機会であるだけでなく、受験生応援企画、子供も楽しめるちびっこ企画など、地域の人々や受験生も楽しめる内容になっている。コロナ流行前の活気あふれるKODAIRA祭をもう一度という思いをのせた今年のテーマは「Renaissance」。

KODAIRA祭

横浜国立大学「清陵祭」



開催日時:2023年5月20日(土)・21日(日)未発表

場所:常盤台キャンパス

 横浜国立大学が開催する文化祭は、5月末に開かれる「清陵祭」と11月初旬に開かれる「常盤祭」のふたつ。2023年4月24日現在、詳細は公開されていない。

横浜国立大学大学祭実行委員会

大阪大学「いちょう祭」



開催日時:2023年4月30日(日)・5月1日(月)

場所:豊中キャンパス・吹田キャンパス

 3年半ぶりに入場制限のない大学祭となる今年のテーマは「一陽来復(いちようらいふく)」。これは「冬が終わって春が来ること」から転じて「悪いことがしばらく続いた後に良いことが起こること」という意味。大阪大学大学祭中央実行委員会によると、「大阪大学の大学祭にとっても、さらには皆様のこれからの日常にとっても『一陽来復』でありますように」との願いが込められている。当日は模擬店や屋外での催しのほか、ステージでの発表も予定されている。

いちょう祭

北海道大学「第65回 北大祭」



開催日時:2023年6月2日~4日

場所:札幌キャンパス

 北大祭は各学部・学科の学生や留学生などがそれぞれ開催する10の祭(各祭)によって構成。1年生やサークル団体が中心となって出店する楡陵祭、各学部・学科の特色を活かした研究発表や企画を行っている各学部・学科祭、留学生が作った各国独自の料理を楽しむことができるInternational Food Festival(IFF)が総面積178万平方メートルを誇る広大な札幌キャンパスで同時に行われる。2022年は約2万5,000人が来場したという。第65回北大祭のテーマは、ラテン語で「変化」という意味の「MOBILIS」。

北大祭65th

《編集部》

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