西南学院大、特別展「戦争と福岡のキリスト教主義学校」7/29まで…公開シンポ6/24

 西南学院大学は2023年7月29日まで、西南学院大学博物館2023年度特別展「戦争と学院―戦時下を生き抜いた福岡のキリスト教主義学校―」を無料開催する。6月24日には、特別展関連公開シンポジウム「キリスト教主義学校における戦時下資料の保存と継承」を開く。

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 西南学院大学は2023年7月29日まで、西南学院大学博物館2023年度特別展「戦争と学院―戦時下を生き抜いた福岡のキリスト教主義学校―」を無料開催する。6月24日には、特別展関連公開シンポジウム「キリスト教主義学校における戦時下資料の保存と継承」を定員先着100名で開く。

 民衆の生活や文化に対してさまざまな統制が行われたアジア・太平洋戦争期の日本において、キリスト教主義を掲げた学校は「敵性語」や「敵の文化」を積極的に取り入れていると批判を浴びた。そして、その多くが存続の危機にさらされていたという。

 欧米の文化排斥が活発化する中、全国のキリスト教主義学校は、国家に協力姿勢を示しつつ、学校の形態や授業内容、行事名を変えるといったさまざまな工夫によって学校存続を試みた歴史がある。

 そこで、今回開催する展覧会では、福岡県の3つのキリスト教主義学校、福岡女学院・西南女学院・西南学院に注目。各学院で当時実際に使用されていた制服や教科書、当時のようすを写した古写真や映像等の展示を通して、戦前から戦時下にかけての学生生活と教育の変化について紹介する。会場は、西南学院大学博物館1階特別展示室・ドージャー記念室。入館料は無料。日曜日は休館となる。

 また、6月24日には特別展関連公開シンポジウム「キリスト教主義学校における戦時下資料の保存と継承」を西南コミュニティーセンター1階ホールにて開催する。定員は先着100名。入場無料で、事前申込制。申込締切は6月17日。申込みは、Webサイトの専用フォームより行う。

◆西南学院大学博物館2023年度特別展
「戦争と学院―戦時下を生き抜いた福岡のキリスト教主義学校―」
会期:2023年5月29日(月)~7月29日(土)
会場:西南学院大学博物館1階特別展示室・ドージャー記念室
休館日:日曜日
入館料:無料

◆特別展関連公開シンポジウム
「キリスト教主義学校における戦時下資料の保存と継承」
日時:2023年6月24日(土)13:00~16:00
会場:西南コミュニティーセンター1階ホール
定員:100名 ※先着順、定員に達し次第募集を締め切る
料金:無料
申込方法:Webサイトより申し込む

《いろは》

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