小中生の自由研究表彰プログラム「グローベル賞2023」募集

 小学生・中学生の自由研究表彰プログラム「グローベル賞」の運営事務局は2023年6月2日、グローベル賞の研究助成の応募受付を開始した。募集テーマの中から10テーマに、2万円の研究助成金を提供する。

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小学生・中学生の自由研究表彰プログラム「グローベル賞2023」
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 小学生・中学生の自由研究表彰プログラム「グローベル賞」の運営事務局は2023年6月2日、グローベル賞の研究助成の応募受付を開始した。募集テーマの中から10テーマに、2万円の研究助成金を提供する。

 グローベル賞の運営事務局である中目黒の蔦屋書店とThink Squares Projectは、科学や研究のきっかけとなる自由研究に着目し、2020年に小学生の自由研究を表彰する「ナカメグローベル賞」プログラムを開始した。

 過去3年において、助成数、応募数、応募者数が増加し、応募研究分野も広がるなど、プログラムも成長している。2022年は、魅力的かつ興味深い研究が多数集まった。審査の結果、小学校6年生の自由研究「鳥の体長と尾羽の長さの関係」の最優秀賞をはじめ、生物学賞、物理学賞、化学賞の各賞で受賞者が生まれたという。

 4回目となる今回は、小学生、中学生を対象に「グローベル賞2023」を開催する。研究資金を提供することで、より自由研究に参加しやすい環境を生みやすくする研究助成も行い、科学に触れる機会を増やすとしている。

 研究助成は応募のあった研究テーマの内、審査のうえ、小学生の部、中学生の部をあわせて最大10テーマに、それぞれ2万円の研究助成を行う予定。最優秀賞1件のほか、化学賞、生物学賞、物理学賞を授与する。

 今後7月10日まで、自由研究助成金の申込みを受け付ける。7月中に、テーマの見つけ方やかたちの研究方法など、自由研究に使える手法を学ぶワークショップを開催。自由研究の応募は8月31日に締切り、各賞受賞者を11月1日に発表する。受賞者プレゼン会とインタビューは、12月にオンライン開催を予定している。スケジュールは予告なく変更となる場合がある。詳細はWebサイトより確認できる。

◆グローベル賞プログラム
対象:小学生・中学生
表彰:最優秀賞1件、化学賞、生物学賞、物理学賞を授与
研究助成:応募テーマの中から10テーマに、2万円の研究助成金を提供
スケジュール:
2023年6月2日~2023年7月10日:自由研究助成金募集
2023年7月:テーマ発見、研究手法を学ぶワークショップ開催
2023年8月31日:自由研究応募締切り
2023年11月1日:グローベル賞各賞受賞者発表
2023年12月:受賞者プレゼン会とインタビュー

《宮内みりる》

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