ARINAは2023年5月1日、「おうち教材の森」にて全国の中学生以下の子供をもつ保護者を対象に「お子さんが就学前にやっておけば良かったと思うものはなんですか？」というアンケート調査を実施し、結果を公表した。1位は「自分の身の回りの支度をする習慣付け」であった。
ARINAが運営する幼児、小学生保護者向けの教育メディア「おうち教材の森」は2023年5月1日、全国の中学生以下の子供をもつ保護者を対象に「お子さんが就学前にやっておけば良かったと思うものはなんですか？」というアンケート調査をインターネットにて実施した。調査人数は、20代9人、30代83人、40代85人、50代19人、60代以上4人の計200人。
アンケートの結果では、1位「自分の身の回りの支度をする習慣付け」となった。その理由には、「とにかく忘れ物が多く、物の管理ができず、なくすことも多いため」「時間割など前の日にする習慣を小学生になって付けるのは大変だった。保育園のころから習慣付けをすれば良かったと思った」「いつも用意してあげていたら、自分から支度をしなくなってしまったため」などがあげられた。
ついで、2位は「子供と一緒の時間をもっと取れば良かった」。その理由には、「子供と一緒に遊ぶ時間や旅行などは大きくなると減ってしまい、寂しい気持ちになるから」「あっという間に保護者と遊ばなくなったから」「幼稚園は平日でも休みやすいので、人出が少ない平日に出かければ良かったなと思った」などがあげられた。
3位は「簡単な勉強習慣」。その理由には、「就学後に勉強の習慣を付けるより、就学前のほうが落ち着いてリズムを付けながら習慣化できると感じたため」「遊び以外の時間を作ることで、毎日の宿題やそのほかの勉強時間の習慣付けになるから」「いざ『勉強しなさい』と言っても、勉強に対する習慣がないと、なかなか言うことを聞かない」などがあげられた。
そのほか、4位は「習い事」、5位は「ママ友作り」、6位は「絵本の読み聞かせ」、7位は「その日の出来事を話す習慣付け」と続いた。
ARINAは、就学後は思うように時間が取れなかったり、子供とじっくり関わる時間がなかったりして、「もっと早くからしておけば良かった」と後悔することもあるため、子供が就学する前のゆったりした時期に、少しずつできることを増やしておくのもいいとコメントしている。
