世界自然保護基金（WWF）ジャパンは2023年6月21日、生物多様性スクール2023「生物多様性と金融」をオンライン開催する。生物多様性の損失と気候変動問題の同時解決などの事例を紹介する。
WWFジャパンは、2023年3月より「生物多様性スクール2023」を開催している。著名な有識者を招き、身近な切り口で生物多様性について考える。 2023年は、生物多様性の損失と気候変動問題の同時解決、双方への配慮など、取組みの先進事例を紹介している。
世界経済フォーラムによると、世界のGDPの50％以上（44兆米ドル）は、自然環境や生物多様性に依存し、産業部門の企業や投資家にとって、大きなリスクになっているという。世界では、気候変動分野での先行事例を踏まえ、企業と自然環境の関わり、リスクや機会等について情報開示を促す枠組み「自然関連財務情報開示タスクフォース（TNFD）」の策定が進んでいる。
第4回を迎える今回は「生物多様性と金融」について。TNFDタスクフォースメンバーの原口真氏を招き、生物多様性と金融、企業の情報開示等について考える。そのほか、南三陸森林管理協議会の事務局長 佐藤太一氏、WWFジャパンの金融グループ長 橋本務太氏、森林グループ長 相馬真紀子氏による講演も行う。
日時は、6月21日午後4時～6時、Zoomによるオンラインセミナーとなる。申込みは、ZoomのWebサイトより登録する。
◆生物多様性スクール2023、第4回「生物多様性と金融」
日時：2023年6月21日（水） 16:00～18:00
開催：Zoomによるオンラインセミナー
申込方法：ZoomによるWebサイトより
※申込後、Zoomより参加用のURLが、イベント申込時、イベント開始の1時間前、1日前に届く
