青少年科学技術振興会FIRST Japanは、世界190か国が参加するロボット競技会「FIRST Global Challenge(FGC)」に参加する高校生チームを募集している。応募締切は2023年8月5日。代表チームは、シンガポールで10月7日~10日開催の大会に参加する。
FGCは教育NPO「FIRST Global」の創始者であるディーン・ケーメン氏によって設立された、世界各国から高校生の代表1チームずつが参加するオリンピックスタイルの大会。支給されるロボットキットを組み立てて大会に出場し、3か国で1チームとなりロボット競技に挑戦する。世界から集まる代表チームの仲間たちと切磋琢磨しながら成長し、友情を育む貴重な国際体験をすることができる。
募集しているのは、2023年10月7日から10月10日にシンガポールで開催される「FIRST Global Challenge2023」に日本代表として参加を希望する高校生チーム。代表チームには大会指定のロボットキットが送られ、チームはロボットミッション攻略に向けたロボット製作に取り組む。また大会会場ではさまざまな国際交流イベントが行われるため、チームブースの製作や自国の文化を紹介する準備も行う。
応募資格は、3~5人の高校生メンバーと1~2人の大人メンターで構成されるチームで、国内でロボットを完成させ、シンガポールの大会に出場できること。メンターは18歳以上で、高校を卒業している人。またチームメンバーのうち少なくとも1人、メンターのうち1人は必ず英語でコミュニケーションが取れること。生徒メンバーには女子がいることが望ましい。応募資格の詳細や求める生徒像などはWebサイトで確認できる。
大会参加費は無料。大会参加費はロボットキット代、大会期間中の生徒・メンターの宿泊費、会場での食費、ホテルと会場までのシャトルバス代を含む。シンガポールまでの往復の渡航費・ロボット輸送費・国内での活動費は各チームの負担となる。
応募は8月5日まで応募フォームから受け付ける。応募チームは書類審査を行う。書類選考を通過したチームにはオンライン面接を行い、代表1チームを決定する。