iPS細胞で新しい医療をつくる人になる…中高生向けイベント8/22

 日本再生医療学会は、2023年8月22日に中・高生向けイベント「iPS細胞で新しい医療をつくる人になる!」をオンライン(Zoom)にて開催する。iPS細胞がもつ医療への道筋について、研究者と一緒に考える内容となる。申込みはWebサイトにて前日まで受け付ける。参加費無料。

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「iPS細胞で新しい医療をつくる人になる!」
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 日本再生医療学会は、2023年8月22日に中・高生向けイベント「iPS細胞で新しい医療をつくる人になる!」をオンライン(Zoom)にて開催する。iPS細胞がもつ医療への道筋について、研究者と一緒に考える内容となる。申込みはWebサイトにて前日まで受け付ける。参加費無料。

 京都大学・山中伸弥教授らがiPS細胞の樹立を報告して10年以上が経過した。教科書を書き換えるに至った大発見は、すでに生命科学研究の現場ではなくてはならない技術になっている。iPS細胞といえば、病気や怪我によって失われた体の機能や部分を取り戻す再生医療との関係でよく知られているが、iPS細胞がもつ医療への道筋はそれだけではなくなっている。

 同イベントは、2023年8月22日午前9時~午前11時に専門家らによる講演がZoomにて行われる。「iPS細胞で何ができるのか?」「iPS細胞を用いた薬を探す研究や携わる人とは?」そして、「そうした新しい医療を社会に届けるために働くには、どのような道筋があるのか?」について知ることができる機会となる。

 講演は、日本再生医療学会・八代嘉美氏による「再生医療と私たちの社会」から始まり、順天堂大学 ゲノム・再生医療センター・赤松和土氏による「iPS細胞で薬をつくる!」、千葉大学 大学院国際学術研究院・東島 仁氏による「(再生医療)研究への患者・市民参画」と続き、日本再生医療学会・眞野恭輔氏による「日本再生医療学会について」の4講演が行われる。最後に質疑応答・フリートークの時間も設けられる。

 申込みは、WebサイトからZoomウェビナー登録にて前日まで受け付けている。対象は中高生とされているが、誰でも参加することができる。参加費は無料。

◆「iPS細胞で新しい医療をつくる人になる!」
日時:2023年8月22日(火) 9:00~11:00
対象:中高生 ※誰でも参加可能
開催方法:オンライン(Zoom)
参加費:無料
申込:Webサイトにて
締切:前日の2023年8月21日(月)
プログラム:
講演1「再生医療と私たちの社会」八代嘉美氏(日本再生医療学会)
講演2「iPS細胞で薬をつくる!」赤松和土氏(順天堂大学 ゲノム・再生医療センター)
講演3「(再生医療)研究への患者・市民参画」東島 仁氏(千葉大学 大学院国際学術研究院)
※休憩(10分)
講演4「日本再生医療学会について」眞野恭輔氏(日本再生医療学会)
※質疑応答・フリートーク

《日高紋佳》

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