四谷大塚は2023年9月14日、「2023年度合不合判定テスト（第3回）」の参加者に配布した資料付録をPDFで公開した。2024年入試の変更点情報と合不合2回併願パターンを男女別で掲載している。
合不合判定テストは、志望中学校をテスト会場に、全国主要中学校の合格判定ができる全6回の模試。2023年度は、第3回を9月10日に実施。今回、Webサイト「四谷大塚ドットコム」内の入試情報センターにて、第3回の参加者向けに配布した資料のうち、「合不合2回併願パターン男子50」「合不合2回併願パターン女子50」「2024年入試変更点情報」の3つをPDFで公開した。
2024年入試変更点情報は、8月15日現在の首都圏の中学校情報を学校別で一覧掲載している。たとえば、共学校では桜美林「2月1日午後：総合学力評価」で男女計20人へと定員を変更するほか、「2月3日午後」で教科を2教科へ、定員を男女計15人へ変更する。男子校では早稲田で「帰国1回」「帰国2回」を廃止。女子校では香蘭女学校で「2月1日：1回」を4教科へ変更する。
「合不合2回併願パターン」は男女別に分け、基準校と併願校別で科目や試験日、偏差値、志望者数などを一覧でまとめている。たとえば、併願パターン（男子）の基準校・第一順位1位の「早稲田」をみると、科目は4、試験日は2月1日、偏差値（SS50）は62、志望者数は421人、志望者平均偏差値は56.7。1月併願校は、市川・東邦大東邦前・栄東A10日・立教新座・渋谷教育幕張など。併願校「市川」では、科目4、試験日1月20日、偏差値（SS80）65、志望者数101人、志望者平均偏差値58.1など。2月の併願校についても掲載している。
女子では、基準校・第一順位1位の「吉祥女子」をみると、科目は4、試験日は2月1日、偏差値（SS50）は60、志望者数は311人、志望者平均偏差値は54.3。1月併願校は、淑徳与野・浦和明の星女子・栄東A10日・市川・大宮開成など。併願校「淑徳与野」では、科目4、試験日1月13日、偏差値（SS80）59、志望者数61人、志望者平均偏差値54.5など。
いずれの資料もWebサイト「四谷大塚ドットコム」内の入試情報センターからダウンロードして利用できる。
