年末年始の旅行先1位「東京都」スポーツ観戦や芸能鑑賞目的

 じゃらんリサーチセンターは2023年12月19日、「国内宿泊旅行ニーズ調査」の結果を公表した。年末年始・冬の行き先ランキングは2位「北海道」3位「大阪府」となった。

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行き先ランキング/旅行目的
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 じゃらんリサーチセンターは2023年12月19日、「国内宿泊旅行ニーズ調査」の結果を公表した。年末年始・冬の行き先ランキングは2位「北海道」3位「大阪府」となった。

 リクルートの観光に関する調査・研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」は、国内宿泊旅行マーケット全体の活性化への貢献を目的に、旅行者の旅行意欲や行動予定を定期的に聴取して公開している。今回の「国内宿泊旅行ニーズ調査2023~2024冬」調査から、調査方法・調査項目を変更した。調査は2023年11月15日から20日にかけてインターネットで実施した。全国の18歳~69歳6,482人のうち、11月以降の旅行についていずれかの時期に「旅行に行く予定である」または「まだ予定はないが、旅行に行きたい」と回答した人から、先着回答順で3,000サンプルを目標に聴取。なお、「旅行」の定義において「帰省」を除外し、2023年12月28日~2024年1月3日を「年末年始」と定義している。

 行き先は年末年始・冬(年末年始を除く)ともに東京都が1位で、年末年始の旅行目的でもっとも多かったのは「スポーツ観戦や芸能鑑賞(コンサートなど)」25.0%、冬の目的は「テーマパーク(遊園地)・動物園・博物館など」・「スポーツ観戦や芸能鑑賞(コンサートなど)」同率23.7%となった。

 年末年始の行き先ランキングは、2位「北海道」、3位「大阪府」、4位「神奈川県」、5位「千葉県」、冬(年末年始を除く)の行き先ランキングは、2位「北海道」、3位「大阪府」、4位「千葉県」、5位「神奈川県」となった。

 旅行目的は、北海道が「宿でのんびり過ごす」「地元のおいしいものを食べる」「温泉や露天風呂」、大阪府が「テーマパーク(遊園地)・動物園・博物館など」「地元のおいしいものを食べる」「買い物・アウトレット」、神奈川県が「宿でのんびり過ごす」「温泉や露天風呂」「地元のおいしいものを食べる」、千葉県が「温泉や露天風呂」「テーマパーク(遊園地)・動物園・博物館など」が多い結果となった。

 年末年始の旅行の一人当たりの旅程全体での宿泊予定金額の中央値は1万5,000円、平均値は2万2,300円。一人当たりの現地消費予定金額の中央値は1万円、平均値は2万1,600円。宿泊予定日数の中央値は1日、平均値は1.7日となった。中央値の合計は2万5,000円で平均値の合計は4万3,900円となる。じゃらんリサーチセンターは「支出金額はばらつきも大きく、比較的少数の高支出者によって平均値が引き上げられている状況で、2万5,000円程度を旅行先での総消費金額の相場として捉えたほうが適当であると考えられる」としている。

《中川和佳》

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