東京大学メタバース工学部は2024年3月28日と29日、ジュニア講座「渋滞学入門」全2回をオンラインで開講する。おもな対象は中高生だが、誰でも参加できる。参加費無料。申込期限は3月21日。定員の制限はない。
クルマ、ヒト、アリ、タンパク質、オカネ、モノなど、世の中にはいろいろなものが流れていて、その流れが滞れば渋滞という問題が発生する。同講座では、もっとも身近な高速道路における渋滞のメカニズムについて解説し、さらにクルマの交通流の特徴を示す基本図を紹介する。そして、セルオートマトンという数学的手法を使って交通流をはじめとするさまざまな流れのモデルを作成し、シンプルな数理モデルでも現象の本質を捉えたモデル化が可能であることを体験する。
第1回は「交通流の基本図とセルオートマトンモデル」と題し、セルオートマトンという数理モデルを用いて、交通流モデルを構築できることを紹介する。第2回は「様々な流れの基本図とセルオートマトンモデル」と題し、第1回で紹介した交通流のセルオートマトンモデルの改善方法を一緒に考える。ヒト、アリ、バスのクルマの見本図との違いを見たり、それらのモデル化にも挑戦する。
対象者はおもに中高生だが、それ以外の人も参加できる。参加費無料。申込みは3月21日までWebサイトで受け付ける。受講者への連絡は3月22日ごろの予定。
◆メタバース工学部ジュニア講座「渋滞学入門」
日時：全2回
第1回：2024年3月28日（木）10:00～11:00
第2回：2024年3月29日（金）10:00～11:00
会場：オンライン（Zoom）
対象：おもな対象は中・高校生 ※それ以外の人も参加可能
参加費：無料
定員：制限なし
申込方法：申込フォームより申し込む
申込締切：2024年3月21日（木）23:59
受講者への連絡：2024年3月22日（金）ごろの予定
