日本女子大学は2024年7月11日、2025年度より経済的支援を必要とする地方からの優秀な進学者に対し、原則4年間の入学金・学費等を給付する「桜楓樹給付奨学金」の運用開始および総合型選抜募集要項を発表した。
日本女子大学は、さまざまな地域から集う学生の学びと、互いの交流を深めるとともに、卒業後に全国、世界に羽ばたき活躍できる人材を育成し、日本全体の女性エンパワーメントに寄与することを目指し、地方からの進学者に対する入学促進に取り組んでいる。
「桜楓樹（おうふうじゅ）給付奨学金」制度は総合型選抜受験者を対象としており、書類および面接での選考によって採用者を決定する。出願は、総合型選抜の出願資格に加えて、同奨学金の出願資格を満たす必要がある。同学を第1志望とし入学を確約できる者、1都3県（東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県）以外に設置された国内高等学校など出身者で、かつ入学後は自宅外通学となる者。ただし、生計維持者が1都3県以外に居住している場合に限る。生計維持者（父母または父母に代わって生計を維持している人）の年収合計額が基準を満たす者。
採用人数は若干名。入学金・授業料などの年額を、正規の標準修業年限内（休学期間を除く4年間）支給する。なお、毎年度末に継続審査を行う。2025年度入学生より運用開始する。申請期間は2024年9月9日から13日。総合型選抜（二次試験）試験日は10月27日、合格発表は11月1日。11月9日に桜楓樹給付奨学金の面接を行う（オンライン予定）。奨学金対象者発表は11月12日午後3時。総合型選抜の入学手続期間は11月15日まで。
桜楓樹給付奨学金の詳細については、Webサイトの「2025年度 総合型選抜 募集要項」で確認できる。
