大日本印刷(DNP)は、福井県立大学恐竜学部と共同で、企画展「見かたをひろげる、ふしぎな恐竜展」を2026年3月20日~6月20日に、DNPが運営するオープンイノベーション拠点「DNPプラザ」(東京・市谷)で開催する。
両者は2025年に「恐竜・古生物学分野における連携・協力の推進に関する協定」を締結した。同企画展は、この協定に基づいて具体化した共創プロジェクトの1つで、DNPの表現技術と恐竜学部の学術を掛けあわせることで、展示を「観る」から「体験し、考え、学ぶ」機会へと広げる。DNPが2023年と2025年に開催した「見かたを変える、ふしぎな恐竜展」を発展させ、両者共同で同企画展を開催する。
DNPは同企画展を単なる情報発信の場にとどめるのではなく、来場者との接点を通じて新規事業の可能性や社会的ニーズを探索し、将来的な事業化につなげていく。
化石標本の展示(DNPプラザでの企画展で初)とデジタル体験の融合では、「アロサウルスを通じて学ぶ恐竜の魅力」をコンセプトに、恐竜学部の学術監修のもと、実物化石標本(頭骨、前・後肢、上顎骨など)を展示する。来場者が化石標本にスマートフォンをかざすと、AR(Augmented Reality:拡張現実)技術によって全身骨格が画面に表示されるなど、化石標本とデジタル技術を掛けあわせた鑑賞体験を楽しめる。
恐竜学部の研究成果と、DNPとの共創の取組みでは、同学部の研究成果を貴重な標本とともに展示する。DNPの表現技術も紹介し、両者の技術と学術を掛けあわせることで新たな恐竜体験の可能性を来場者に問いかける。
また、両者の共同開発による「VR恐竜展システム -福井恐竜編-」と、DNP独自の鑑賞システム「DNPコンテンツインタラクティブシステム みどころキューブ」を用いて制作した「恐竜学部まる見えキューブ」も体験できる。
巨大恐竜を体感するMR体験(4月20日以降の展示予定)では、「DNPコンテンツインタラクティブシステム みどころウォーク」を活用し、来場者はMR(Mixed Reality:複合現実)空間内で巨大恐竜の周囲を歩きながら鑑賞できる。仮想空間内でさまざまな角度で恐竜を鑑賞し、本物の恐竜を感じられるような体験ができる。
バーチャル恐竜学部キャンパス体験(5月以降の展示予定)では、高精細な3次元(3D)空間の再現技術「3Dガウシアンスプラッティング」を活用し、2026年4月開設予定の同学部・勝山キャンパス(福井県勝山市)をバーチャル空間で体験できる。
そのほか、これまでの企画展と恐竜学部との共創の歩みを紹介し、2023年と2025年にDNPプラザで開催した企画展を振り返り、当時の展示品の一部をあらためて展示する。また、両者のこれまでの連携の取組みを紹介する。
恐竜関連のメッセージコーナーと書籍の特集コーナーでは、「恐竜に携わる人たち」というテーマで、同展に協力した恐竜の研究・文化に関わる著名人から恐竜好きな子供たちへのメッセージを展示する。また、恐竜や古生物の関連書籍の特集コーナーも設置する。
◆見かたをひろげる、ふしぎな恐竜展
日時:2026年3月20日(金)~6月20日(土)
会場:DNPプラザ(東京都新宿区市谷田町1-14-1 DNP市谷田町ビル 1階)
参加費:無料
休館日:日曜日

