河合塾東大合格体験記…理三3名含む10名が語る「本質の理解が最大の武器に」

 90年以上の指導実績を誇る河合塾では、最新の入試分析データをもとに、東大に特化した受験対策を行い、毎年多くの東大合格者を輩出している。東大専門特化校舎・本郷校の既卒生を中心に、最難関の理科三類3名を含む2026年度東大合格者10名と、彼らを支え続けた校舎長、教室長、チューターに聞いた喜びの声をお届けする。

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河合塾東大合格体験記…理三3名含む10名が語る「基礎の本質理解が最大の武器に」
  • 河合塾東大合格体験記…理三3名含む10名が語る「基礎の本質理解が最大の武器に」
  • インタビューに応じてくれた7名と本郷校校舎長の功刀亮氏(右端)
  • 合格を一緒に祝う功刀氏と本郷校の生徒たち
  • 3月10日東大合格発表日、河合塾本郷校には多くの合格者が集い喜びを分かちあった
  • インタビューに応じてくれた7名
  • M.Hさん(理科二類合格/灘高等学校卒)と大阪北キャンパス 東大・京大・医進館 チューターの山本さん
  • M.Hさんの「自己分析シート」
  • M.Kさん(理科二類合格/雙葉高等学校出身)と東大進学塾MEPLO 本郷教室長 伊久間未央氏 

 東京大学は3月10日、2026年度(令和8年度)一般選抜(前期日程)の合格発表を行い、志願者数8,329人に対し、2,990人が合格した。

 2026年度の東大入試は難化したともいわれるが、そうした高いハードルを乗り越え、見事合格を勝ち取った勇者たちは、いったいどのように受験対策をしていたのか。いかに受験勉強のペースを整え、弱点を克服し、モチベーションを保ちながら学力のピークを本番にもっていけるようコントロールしていたのか。

 90年以上の指導実績を誇る河合塾では、最新の入試分析データをもとに、東大に特化した受験対策を行い、毎年多くの東大合格者を輩出している。本記事では、東大専門特化校舎・本郷校の既卒生を中心に、最難関の理科三類3名を含む東大合格者10名と、彼らを支え続けた校舎長、教室長、チューターに聞いた喜びの声をお届けする。

東大専門特化校舎・本郷校大学受験科生対談【既卒生(1浪)】

T.Yさん 理科三類 筑場大附属駒場高校卒
M.Yさん 理科三類 開成高校卒
M.Rさん 理科一類 栃木県立宇都宮高校卒
N.Kさん 理科二類 筑場大附属駒場高校卒
T.Sさん 文科二類 開成高校卒
T.Yさん 文科三類 開成高校卒
Y.Sさん 文科三類 栃木県立宇都宮高校卒

インタビューに応じてくれた7名と本郷校校舎長の功刀亮氏(右端)

次こそ必ず東大へ…河合塾を選んだ決め手とは

--皆さんは昨年、浪人という選択をした際に、なぜ河合塾を選んだのですか。

Y.Sさん(文三):河合塾は90分授業です。東大の入試も長時間なので、この授業スタイルが自分に合っていると感じました。

T.Sさん(文二):僕は地下自習室が良かったです。ついスマホを見てしまうので、電波の繋がらない環境が自分を追い込むにはとても良いと感じました。

T.Yさん(理三):東大の入試では基礎・基本への本質的な理解が求められます。その点で河合塾は、基礎・基本から丁寧にしっかりと指導してくれるところが良いと思いました。

M.Yさん(理三):僕が河合塾に決めたのは面倒見の良さです。説明会に来た際、校舎長が親身に話を聞いてくれて、ここなら頑張れそうだと思いました。その直感は当たっていて、入塾後は講師の先生方もチューターの皆さんもとても温かく対応してくれました。

T.Yさん(文三):本当にそう。僕もそれはこの1年間ですごく実感していて、ありがたかったなと思っています。生徒をひとりひとり良く見てくれるんですよね。また、僕の場合は高校の先輩がこの本郷校で浪人して東大に合格する人が多かったのも決め手となりました。

合格を一緒に祝う功刀氏と本郷校の生徒たち

現役時の敗因は"偏り" 基礎事項の本質を理解することで全科目を得点源に

--現役時には何が足りなかったのか、また今回の合格の決め手は何だったと思いますか。

M.Rさん(理一):現役の時は数学に頼り過ぎていました。でも東大数学は難しくて得点にムラが出やすいので、英語や化学もしっかりと得点源にして、総合点を積み上げることを目指しました。

T.Yさん(理三):僕もまったく同じです。今年の東大入試は数学が難しかったのですが、河合塾で理科をしっかりやり込んだので、そこで差を付けることができたと思います。英語、国語も早めに対策をしたおかげでまずまずの出来栄えで、偏らずに点数が取れたのが良かったかな。

N.Kさん(理二):今、2人が言ったように、東大に合格するには全科目で満遍なく得点できることがカギで、苦手科目はない方が良い。僕の場合、現役の時は圧倒的に英語力が不足していたので、この1年間でたくさん問題を解き、解くスピードを上げることができました。

T.Yさん(文三):僕は高3の運動会の後、周りが受験モードに突入する中、なかなか気持ちが切り替えられませんでした。ずっと英語が嫌いだったこともあって、得意科目の数学と地理に逃げてしまって…そのままずるずると入試本番を迎え、私立も全滅。だから河合塾では英語はもちろん、手薄だった国語、世界史にもちゃんと向き合って、全教科のレベルアップを図れたのは本当に良かったと思っています。

M.Yさん(理三):英語の基礎は大事だったよね。僕も現役の時は基礎ができていないのに、「東大を目指すならもっと難しいことをやらなきゃ」と焦って、上滑りな勉強をしていたと思う。だからこそ、河合塾で基礎・基本からやり直して、最終的には「差を付ける武器」にできたのは大きかったです。

Y.Sさん(文三):僕は現役の時は受験情報に疎く、楽観的に構えていたのが敗因でした。河合塾で1年間、試から逆算しながら目標を立て、計画的に勉強を進められたのが良かったと思っています。

T.Sさん(文二):今みんなが言ったように、僕も基礎力と計画性が欠けていました。自分には何が足りていないかもわかっていなかったし、T.Yくんと同じく高3の運動会のお祭りムードから生活サイクルが乱れたままで、模試では現代文以外偏差値40台前半。だから河合塾に入って、基礎シリーズで一からやり直したこと、東大を目指す仲間に囲まれて、規則正しい生活を送れたことが合格につながったと感じています。

東大を知り尽くしたテキストと授業…河合塾だけで学力が伸びる仕組み

--河合塾のどんなところが、合格に導いてくれたと考えていますか。

M.Rさん(理一):本郷校は東大専門特化校舎なので、授業自体が東大入試を意識した構成になっているところです。

Y.Sさん(文三):やっぱりそこは大きいよね。東大英語の本試験同様の問題演習を週1回受ける授業があって、この結果で毎週自分の立ち位置や不足しているところがわかるから、常に危機感をもち続けられたと思います。

T.Yさん(理三):僕は現役の時は英語、数学、理科の主要教科の勉強に追われて、国語まで手が回りませんでした。だから、特に古文と漢文は、河合塾で文法的な知識だけでなく歴史的な背景とかも教わったことで、先ほどみんなが言っていたように、本質的な理解を問われる東大の問題に対応できる力が身に付いた実感はあります。

N.Kさん(理二):特に英語は、英文解釈の授業で力が付いたと思います。東大の英語って、難しい単語は使われていないのに、文脈から理解していないと解釈しづらいことがよくあって、今年もそんな問題が出たよね。その点で、河合塾では単語の解釈から英文の読み方について詳しく教えてもらっていたので、すごく役に立ちました。

T.Sさん(文二):東大専門特化校舎だから、東大の問題を知り尽くした講師が揃っているのも恵まれた環境だった。「基礎シリーズ」のテキストを使って、教科書レベルのことを教科書以上に、より深く本質の部分から丁寧に教えてもらえたおかげで、偏差値40台だった僕も基礎からしっかりと学び直すことができ、東大の問題にも立ち向かえる力を付けてもらったと思っています。

T.Yさん(文三):河合塾のカリキュラムは、きちんとこなしていれば成績が伸びるようになっているよね。現役の時はC判定以上取ったことがなかったのに、先生方やチューターに言われた通りにやっていたら、夏の模試ではA判定が取れるようになって、手応えを感じるようになりました。

M.Yさん(理三):テキストには東大合格に必要なエッセンスが凝縮されていて、僕もこれを徹底的に予習・復習するだけでした。僕が在籍していたハイパー演習東大理類コースは実戦的な演習が充実していて、適度な緊張感もあったからこそ、気を抜かず最後まで伸び続けられたのだと思います。講師の先生に質問に行ったらすごく親身に聞いて下さり、疑問の解消だけでなく、関連する知識や考え方を教えてもらえたのもありがたかったです。

3月10日東大合格発表日、河合塾本郷校には多くの合格者が集い喜びを分かちあった

模試D判定、併願不合格…それでも折れずにいられた理由

--浪人生活の中で、落ち込んだり、焦りを感じたりしたことはありましたか。そんな時、講師の先生方やチューターはどんなふうにサポートしてくれましたか。

M.Rさん(理一):浪人しているので、「次で必ず合格しなければならない」という背水の陣で臨んでいた分、常に不安は感じていました。でもそれを、講師の先生方やチューターに包み隠さず打ち明けたら、東大の対策だけでなく、併願戦略まで親身に検討してくださって、万全の安心感をもって本番に挑むことができました。

Y.Sさん(文三):僕は秋の模試でもA判定に届かず、このままでは厳しいのではないかと強い焦りを感じていました。でもチューターとの面談で、客観的なデータに基づいたアドバイスで背中を押してもらえて、迷いなく覚悟を決めて最後まで走り抜くことができました。

M.Yさん(理三):僕は秋の模試でD判定を取ってしまって、かなり落ち込みました。すぐにチューターに相談し、その模試で特に良くなかった英語を重点的に強化しようと決めて、前向きな気持ちで対策ができたおかげで、そこから英語の得点力がかなり伸びたと思います。

N.Kさん(理二):僕も夏の模試ではA判定だったのに、秋の模試でD判定まで急落した時は本当に辛かったです。でもチューターとの面談で、「やるべきことをやれば大丈夫」「目の前のことをコツコツやっていこう」と励まされたおかげで、ピンチを乗り越えられたと思います。

T.Sさん(文二):僕は成績が上がっている実感がなかなか得られず、辛い時期が長かったのですが、チューターには些細なことも話せたし、勉強に集中できない時もすぐ相談に乗ってもらえて、精神的にはすごく支えてもらえたなと感謝しています。

T.Yさん(理三):僕は医学部志望でしたが、私立への進学は家庭の事情で厳しく、唯一の選択肢として望みを託した慶應義塾大学の手応えが悪かった時は2浪も頭をよぎりました。でも、Y.Sくんも言ったように、チューターが「慶應医学部に不合格でも理三に合格する例は少なくない」という客観的なデータを見せて励ましてくれたことで、その言葉を信じたからこそ最後まであきらめずに頑張れたと思っています。結果的には合格でしたが、不安定な時期にもらった励ましには非常に助けられました。

「人生でいちばん頑張った」…この1年が、一生の自信になる

--これから東大を目指す人たち、浪人をしても東大に行きたい人たちにメッセージをお願いします。

M.Rさん(理一):河合塾の先生から言われた「浪人の1年は人生の中でなかったことにしても良い」という言葉を贈りたいです。

N.Kさん(理二):僕自身にも「浪人生活は辛い」っていうイメージがあったけど、振り返って見ると本当にあっという間でした。長い一生を考えれば、「たった1年くらい受験勉強に捧げても良いんじゃないか」って思えるよね。

Y.Sさん(文三):そう思います。浪人の期間って、人生の中で「勉強だけしていれば良い」という特別な1年間じゃないですか。だからこそ、とことん本気で取り組めば、すごく貴重な経験になるはずです。

T.Sさん(文二):僕は現役の時は併願の私立にも全部落ちたので浪人しか選択肢がなかったけれど、その時「頑張れないまま大人になるのは嫌だ」って思ったんです。だからこの1年は、人生でいちばん頑張ったと思う。そうやって、合格という結果以上に、自分自身で本気で頑張ったと思える経験ができたことがすごく良かった。だから今、僕と同じような気持ちの人がいるなら、浪人してでもチャレンジしたほうが良いと思います。

T.Yさん(理三):僕も現役の時、不合格になって自分の実力不足を突きつけられ、そこからもう一度徹底的に基礎・基本からやり直したことは本当に良かったと思っています。この1年間で築いた学力の土台は、東大に入学した後も必ず生きると信じています。

M.Yさん(理三):自分の弱いところ、足りないところを1年かけて努力で克服し、合格できた経験は自信にもつながるよね。

T.Yさん(文三):つながると思う。ここにいるみんなも同じように感じているんじゃないかな。浪人する人が減っていると言われているけれど、この本郷校に来れば仲間がたくさんいます。「やり切っていない」「自分はもっとやれる」と感じるなら、思い残さず浪人したほうが後悔しない人生になるのではないでしょうか。

インタビューに応じてくれた7名

功刀(くぬぎ)亮氏(本郷校 校舎長):今日は本当におめでとう。我々本郷校のチューターは、皆さんと毎日顔を合わせているからこそ、ひとりひとりの顔を覚え、学習面・生活面双方を細やかに見守り、そのようすに合わせた声掛けをしてきました。今、話してくれたように、さまざまな困難を乗り越えて見事合格を勝ち取った皆さんは、「東大に合格した今」を人生のピークにするのではなく、これから出会う素晴らしい仲間と一緒に、この本郷校で切磋琢磨したようにこれからも自分を磨き続け、日本や世界のために活躍してほしいと思います。

--ありがとうございました。

河合塾 全国の校舎から東大合格

大阪北キャンパス 東大・京大・医進館

M.Hさん 理科二類 灘高等学校卒/既卒生(1浪)


 浪人が決まった時、いくつか予備校の説明会に行ったなかで、いちばん自分に向き合ってくれ、面倒見の良さそうな雰囲気に魅かれて入塾しました。現役の時は苦手科目を避け、模試の復習もしなかったのですが、河合塾では苦手科目を徹底攻略し、模試は受ける前に得点戦略と時間配分を決めて、試験直後、自己採点後、結果返却後それぞれに手応えを書いて振り返る「自己分析シート」をフル活用しました。模試のデータはフル利用し、他の受験生の正答率が高い問題を落とした時は二度と間違えないように復習を重ね、正答率が低くても自分には難しくないと感じる単元はさらに鍛えて強みに変えました。結果的にどの科目も万遍なく点が取れるバランスの良い学力を身に付けることができました。

M.Hさんの「自己分析シート」


<チューター山本氏からひとこと>
 この1年間、苦手科目から逃げず、自分の課題を常に意識し、真摯に向き合っていました。入試が本格化してからもそれは変わらず、併願大学の試験でも必ず自分の至らなかったところを振り返り、その都度見直しを怠らなかったことで、東大入試当日まで学力を伸ばし続けたのは本当に見事だったと思います。

現役合格者からも喜びの声

東大現役進学塾 MEPLO本郷校

M.Kさん 理科二類 雙葉高等学校出身 


 私は河合塾の体験授業で、特に国語の授業が面白くて入塾を決めました。勉強の計画を立てることは得意でしたが、PDCA(Plan・Do・Check・Action)の計画と実行のみで満足し、振り返りと改善が十分とは言えませんでした。そんな私に、チューターや講師の先生方が、模試の結果をしっかり見返し、何をどう間違えているのかを分析した上で、改善に向けて何をすべきか一緒に考え、東大入試に役立つアドバイスをたくさんしてくださいました。さらに、全科目の過去問を現役東大生のクラスサポーターから添削してもらうなど、とても手厚いサポートを受けられました。

<東大進学塾MEPLO 本郷教室長 伊久間未央氏からひとこと>
 高校生活との両立で時間がない中、睡眠不足から体調を崩したり、気負いすぎてメンタルが崩れたりしないよう、勉強にはメリハリをつけ、体調管理を怠らないように声をかけ続けました。模試で良い判定が出ても結果に甘んじることなく、最後まで伸ばせるところを見つけて頑張り続けたことが、現役合格につながったのだと思います。

高校グリーンコース 千種校

M.Kさん 理科三類 東海高校出身


 僕は中学グリーンコースから河合塾に通い、高い集中力を維持して学習を継続できる学習環境に助けられました。特にテキストは単元ごとの要点が記されていて充実度が高く、東大が求める基礎・基本の本質的な理解が定着したおかげで、未知の難問にも動じない応用力を養うことができました。中学からの学習で英語・数学の土台を固め、高2から理科に本腰を入れて勉強できたことも大きなアドバンテージになり、早い段階から発展的な入試演習を重ねられたことが現役合格の決め手だったと思います。

<チューター田中氏(高校)・加茂氏(中学)からひとこと>
 模試や入試本番で緊張していても自分の実力を確実に出し切るという課題についてよく話し合い、気持ちの切り替え方などの工夫をたくさん重ねました。学力だけでなく、そうしたメンタルの部分も、過去問演習や模試を重ねるごとに大きく成長したと思います。(田中氏)

 最難関大学合格を目指すエンリッチコース(東海・南山女子専用中学グ リーンコース)では、自分の答案を分析し、間違えた理由や自分と出題者の意図の違いを意識して復習。中学の時からやるべきことを着実に積み重ね、答案を仕上げることに楽しさを見出すほど前向きで、今回の合格はそんな努力の賜物だと思います。(加茂氏)


 10名の東大合格者に共通していたのは、誰しも1人の力で合格にたどり着いたのではないということだ。その裏には挫折や失敗があり、それを支え続けたプロフェッショナルの力があった。こうした環境があったからこそ、彼らの努力が実を結び、見事東大合格という結果につながったのだと思う。

 東大合格を目指し、この春から心新たにスタートを切った人もいるだろう。今一度初心に立ち戻り、基礎・基本の本質から丁寧に学び直し、ひとりひとりの成長を手厚く支え続ける河合塾の力をうまく活用してほしい。

河合塾の難関大対策 東京大学をめざす
《羽田美里》

羽田美里

執筆歴約20年。様々な媒体で旅行や住宅、金融など幅広く執筆してきましたが、現在は農業をメインに、時々教育について書いています。農も教育も国の基であり、携わる人々に心からの敬意と感謝を抱きつつ、人々の思いが伝わる記事を届けたいと思っています。趣味は保・小・中・高と15年目のPTAと、哲学対話。

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