advertisement

【サッカーW杯2026】国見、帝京、青森山田…高校サッカー選手権・歴代優勝校まとめ

 W杯で日本中が盛り上がる今、数多くの日本代表選手を輩出してきた全国高校サッカー選手権大会に注目した。第1回が開催されたのはいつか。保護者世代が青春を重ねた強豪校から、わが子が憧れる現代の王者まで、歴代優勝校を時代別に振り返る。

教育・受験 小学生
イメージ画像
  • イメージ画像

 W杯を見ながら「お父さんが高校生のとき、国見ってめちゃくちゃ強かったんだよ」「お母さんは市船の試合で泣いたことがある」。W杯の熱狂をきっかけに、親子でサッカーの話が盛り上がっている家庭も多いのではないだろうか。

 全国高校サッカー選手権大会は、第1回が1917年。100年以上の歴史をもつ日本サッカーの原点ともいえる大会だ。ここでは、保護者世代が青春時代に熱狂した強豪校から、今まさにわが子が憧れる学校まで、時代別に優勝校を振り返る。

帝京・国見・静岡勢が群雄割拠(1970~1992年)

 1970年代から1990年代初頭にかけては、帝京(東京)、国見(長崎)、そして静岡勢が群雄割拠した時代だ。帝京は1974年の初優勝から1991年まで6回の優勝を誇り、高校サッカーを代表する強豪として君臨した。国見は1987年に初優勝を果たし、1990年、1992年と立て続けに優勝。次の時代へとつながる強さを見せ始めていた。

 この時代を語るうえで欠かせないのが「サッカー王国」静岡の存在だ。藤枝東、清水東、清水市商、静岡学園など、静岡県勢が優勝・準優勝に名を連ね、高校サッカーの一大勢力を築いていた。埼玉県勢も浦和南が2回優勝するなど存在感を示した。今の保護者の親世代が、テレビの前で熱くなっていた時代である。

優勝

準優勝

49

1970

藤枝東

浜名

50

1971

習志野

壬生川工

51

1972

浦和市立

藤枝東

52

1973

北陽

藤枝東

53

1974

帝京

清水東

54

1975

浦和南

静岡工

55

1976

浦和南

静岡学園

56

1977

帝京

四日市中央工

57

1978

古河一

室蘭大谷

58

1979

帝京

韮崎

59

1980

古河一

清水東

60

1981

武南

韮崎

61

1982

清水東

韮崎

62

1983

帝京

清水東

63

1984

帝京・島原商(両校優勝)

64

1985

清水市商

四日市中央工

65

1986

東海大一

国見

66

1987

国見

東海大第一

67

1988

清水市商

市立船橋

68

1989

南宇和

武南

69

1990

国見

鹿児島実

70

1991

四日市中央工・帝京(両校優勝)

71

1992

国見

山城

Jリーグ開幕、高校サッカーが国民的行事に(1993~2011年)

 1993年のJリーグ開幕は、日本サッカーの転換点だった。プロの舞台が生まれたことで高校サッカーへの注目度も急上昇し、選手権は年末年始の風物詩として定着した。1998年にはW杯フランス大会に日本が初出場を果たし、サッカー人気はさらに加速した。

 この時代の主役は市立船橋(千葉)と国見(長崎)。市立船橋は1994年の初優勝から2011年まで5回の頂点に立った。国見は2000年から2003年にかけて4年間で3回優勝と圧倒的な強さを見せ、通算6回の優勝で歴代最多タイに並んだ。東福岡(福岡)も1997年・1998年に連覇を達成し、強烈な印象を残している。今の保護者世代がまさに10代だった時代。「冬の国立」に憧れた記憶をもつ方も多いのではないだろうか。

優勝

準優勝

72

1993

清水市商

国見

73

1994

市立船橋

帝京

74

1995

静岡学園・鹿児島実(両校優勝)

75

1996

市立船橋

桐光学園

76

1997

東福岡

帝京

77

1998

東福岡

帝京

78

1999

市立船橋

鹿児島実

79

2000

国見

草津東

80

2001

国見

岐阜工

81

2002

市立船橋

国見

82

2003

国見

筑陽学園

83

2004

鹿児島実

市立船橋

84

2005

野洲

鹿児島実

85

2006

盛岡商業

作陽

86

2007

流通経済大付柏

藤枝東

87

2008

広島皆実

鹿児島城西

88

2009

山梨学院

青森山田

89

2010

滝川第二

久御山

90

2011

市立船橋

四日市中央工

青森山田の時代、そして新たな強豪へ(2012~2024年)

 現代の高校サッカーは、青森山田(青森)の時代といっても過言ではない。2016年の初優勝以降、4回の優勝と2回の準優勝を果たし、9年間で6回も決勝に進出している。青森山田を長年率いた黒田剛監督は、その後町田ゼルビアの監督に就任しJ1昇格を果たした。高校サッカーで培った指導力がプロの世界でも発揮されている。

 一方で、前橋育英(群馬)は2014年、2016年と2度の準優勝を経て、2017年に初優勝を果たすと、2024年にも頂点に立ち、着実に存在感を増している。岡山学芸館(岡山)、鵬翔(宮崎)、富山第一(富山)など、これまで優勝経験のなかった学校が頂点に立つケースも増え、高校サッカーの勢力図は広がりを見せている。今まさにW杯を見て「サッカーやりたい!」と目を輝かせている子供たちが、数年後にこの舞台に立っているかもしれない。

優勝

準優勝

91

2012

鵬翔

京都橘

92

2013

富山第一

星稜

93

2014

星稜

前橋育英

94

2015

東福岡

國學院久我山

95

2016

青森山田

前橋育英

96

2017

前橋育英

流通経済大柏

97

2018

青森山田

流通経済大柏

98

2019

静岡学園

青森山田

99

2020

山梨学院

青森山田

100

2021

青森山田

大津

101

2022

岡山学芸館

東山

102

2023

青森山田

近江

103

2024

前橋育英

流通経済大柏

優勝回数ランキング(1970年~2024年)

順位

高校

優勝回数

優勝年

1

帝京

6回

1974, 1977, 1979, 1983, 1984, 1991

1

国見

6回

1987, 1990, 1992, 2000, 2001, 2003

3

市立船橋

5回

1994, 1996, 1999, 2002, 2011

4

青森山田

4回

2016, 2018, 2021, 2023

5

清水市商

3回

1985, 1988, 1993

5

東福岡

3回

1997, 1998, 2015

※両校優勝はそれぞれ1回として集計

 高校サッカー選手権の歴史は、日本サッカーの歴史そのものだ。帝京や国見に胸を熱くした世代も、市立船橋や東福岡に青春を重ねた世代も、今は保護者としてわが子の成長を見守っている。

 学校選びのきっかけは、いくつもある。部活動もそのひとつだ。「サッカーが強い学校に行きたいな…」そんなわが子の一言が、進路を考えるきっかけになるかもしれない。W杯の熱が続くこの夏、親子で将来の学校選びについて話してみてはいかがだろうか。




《編集部》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top