【とっておきの私立中学校2027】多摩大学附属聖ヶ丘中学校…学びの主役は生徒、学びの種をまく教育

 「中高6年間一貫教育を考える会」発行の中学受験情報誌『とっておきの私立中学校』と連携し、注目の私立中学校を紹介する本企画。本記事では、多摩大学附属聖ヶ丘中学校を紹介する。

教育・受験 小学生
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教師が本気で生徒の未来に向きあい、学びに全力を注ぐ姿勢が最大の推し!
  • 教師が本気で生徒の未来に向きあい、学びに全力を注ぐ姿勢が最大の推し!
  • 多摩大学附属聖ヶ丘中学校 校長 石飛 一吉先生
  • 多摩センター駅前でおこなわれた「街なかプレゼンテスト」のようす
  • 探究活動の1コマ。公民館では多世代交流イベントを実施
  • 小学校では環境にまつわる授業をおこなった
  • ゼミの定例報告会で多摩市市長に提案をしているようす
  • 商店街セレクトショップ企画には市長も参加
  • 探究ゼミ活動「商店街活性化ゼミ」では、稲城市のマルシェへボランティアに赴き現場を学んだ

 2027年度の中学受験を目指すご家庭は、そろそろ第一志望校・併願校を決定する時期だろう。

 リセマムでは昨年に引き続き「中高6年間一貫教育を考える会」と連携し、お勧めの私立中学校をピックアップ。同会が発行する『とっておきの私立中学校』の中から抜粋して、注目校の魅力をお伝えしていく。

 本記事でご紹介するのは、多摩大学附属聖ヶ丘中学校。東京都多摩市にある中高一貫の共学校だ。校長の石飛 一吉先生からのメッセージのほか、進路進学に対する考え方、特色のあるプログラムを紹介する。

教育理念

「自主研鑽」「敬愛奉仕」「健康明朗」

 本校は1988年に設立された、緑豊かな聖ヶ丘の地に佇む男女共学・1学年120名の中高一貫の「小さな学校」です。絶え間なく変化し、多様な価値観が認めあう現代社会を紐解く鍵は「主体性・多様性・協働性」にあります。これからの時代に求められる人物像も変化していますが、誰もが最初からこうした資質をもっているわけではありません。だからこそ、社会や時代を見極める力を養い、理性と創造力をもって自己を磨くこと、これこそが本校のめざす教育です。

 予測不可能な社会への挑戦は、不安だけでなく「未知なる希望と夢」にあふれています。これまでに経験したことのない「わくわくする世界」に触れることこそが学びの本質であり、中学・高校の6年間はそのための準備期間です。「小さな学校だからこそできる大きな挑戦」という願いのもと、本校はこれまでも時代が必要とする役割を果たしてきました。「学びの主役は生徒にある」「学びの種をまく」「学びは自己を変える」という、一歩先を見据えた聖ヶ丘の教育は、必ず生徒の皆さんを成長させます。富士山をのぞむこの美しい地で、世界の遠くまで想いをはせながら、私たちとともに壮大な夢を語りあいましょう。

多摩大学附属聖ヶ丘中学校 校長 石飛 一吉先生
YouTubeチャンネル

既成概念を打破!“最強の職員”が本気で挑む、未来をつくる6年間

 同校は、グローバル教育、実践型の探究学習、そして100を超える多様な理科実験など、充実したカリキュラムを誇っています。しかし、同校が「最大の特徴であり強み」として胸を張るのは、それらのハード面ではなく、それらを動かす“教師の力”と、教育に対する“本気度”です。学校の主役は生徒ですが、学びを面白くし、6年間の在学期間をかけがえのない時間にするのは、日々生徒に寄り添い共に考え抜く教師の存在です。同校には、教師ひとりひとりが主体的に課題に向きあい、互いに学びあう文化が深く根づいています。

 この組織文化の原点は2017年に発足した「教科主任会」にあります。翌2018年からは全職員40名が月に1回集まり、職階や年齢を超えてフラットに意見を交わす校内研修へと発展しました。以来8年間一度も欠かさず続けられているこの対話の場は、同校の教育改革を進める大きな原動力となっています。年次や役職に関係なく、「言いたいことはすべて言う」「明るく・楽しく・前向きに」を合言葉に、核となる探究教育「A知探Q(えいちたんきゅう)」プログラムの構築や生徒の学びの設計が幾度も議論されてきました。こうした“本気の対話”は常識を覆す大胆な改革を生み出し、「本物の体験こそが学びの原点」という認識のもと、教師全員がプログラムを担当することや、水曜午後の授業を思い切ってなくすという決断を実現させました。すべては「生徒のために何が最善か」を追求した結果です。

 教師たちが自ら本気で学び、変わり続ける姿を背中で示すことで、生徒たちのチャレンジ精神や積極性も目に見えて向上しているそうです。さらには、教員もより元気で前向きとなり、過去3年間の教員離職率は0%となっています。ひとりひとりの教師が本気で生徒の未来に向きあい、学びのデザインに全力を注ぐ姿勢。これこそが、多摩大聖ヶ丘という学校が、今もっとも自信をもって外部へ発信する最大の「推しポイント」と言えそうです。

多摩センター駅前でおこなわれた「街なかプレゼンテスト」のようす
探究活動の1コマ。公民館では多世代交流イベントを実施
小学校では環境にまつわる授業をおこなった
ゼミの定例報告会で多摩市市長に提案をしているようす
商店街セレクトショップ企画には市長も参加
説明会情報

「小さな学校」だからこその、学ぶ楽しさを実感できる環境

 ご紹介した最高の『探究』に加え、同校には最高の『学ぶ楽しさを実感できる環境』が揃っています。人工芝グラウンドに温水プール、セブンイレブンなど、生徒のやる気を支える設備が充実していますが、同校の学ぶ楽しさを支えているのは先生たちだと感じました。

 全教員が「すべての学びは授業から」をキーワードに、徹底した授業第一主義を掲げ、授業に工夫と研鑽を繰り返し、毎日の授業に入魂しています。確かな学力を身に付けるために「小テスト⇔フィードバック授業」の反復サイクルが教科を問わずに行われ、教育のあり方が変わる中でも、「覚えること」「立ち向かうこと」から目を背けずに、生徒ひとりひとりを想い、時には厳しく励まし寄り添いながら学びに向かう姿勢を身に付けてもらう。それが同校の授業だそうです。

 また、SSR(Self Study Room)と呼ばれる自習室を用意して、大学生メンター指導のもと反復学習の中で身に付けた「学ぶ姿勢」をサポート。中学生は午後7時20分、高校生は午後8時20分まで利用可能と、授業以外でも手厚いケアが用意されています。校長先生は「最高の学校生活は、最高に楽しい先生たちと過ごしてほしい」とおっしゃいます。その校長先生の導きのもと、先生同士の連帯感と活気が生まれ、それが学ぶ楽しさの大きな要因になっているのではないでしょうか。

探究ゼミ活動「商店街活性化ゼミ」では、稲城市のマルシェへボランティアに赴き現場を学んだ
聖ヶ丘の教育

学校概要

所在地:東京都多摩市聖ヶ丘4-1-1
アクセス:小田急線・京王線「永山駅」スクールバス運行中
京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」スクールバス運行中
電話番号:042-372-9393

『とっておきの私立中学校2027』Web版をみる

《編集部》

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