神奈川県横須賀市は2026年9月4日、市内の私立学校などの教育環境の充実を目的とした「私立学校等支援制度」を開始した。ふるさと納税の仕組みを活用し、寄附者が支援したい学校などを選んで市へ寄附すると、市から選択された学校などへ補助金として交付される制度である。
寄附できる対象は、居住地が横須賀市外の個人または法人(本社所在地が横須賀市外)。個人で寄附額が10万円未満の場合は、ふるさと納税サイト「ふるさと生活」から申し込む。法人または寄附額10万円以上の個人は横須賀市企画調整課で受け付け、申込み後に寄附金の支払方法などが案内される。なお、個人・法人ともに返礼品はない。
税制上の優遇措置として、個人の場合は寄附額問わず2,000円を超える部分が住民税などの税額から控除される(一定の控除上限あり)。法人の場合は企業版ふるさと納税として寄附額の約9割が住民税などの税額から控除される(一定の控除上限あり)。
対象は横須賀市内の私立学校など(幼稚園、保育園、子ども園、小学校、中学校、高等学校、専門学校、大学、通信制高校、インターナショナルスクール、フリースクールなど)。寄附金の受付および補助金の交付を希望する学校などが市に申請し、市の審査を経て登録される登録制となっており、登録校は随時、市のWebサイトで追加される。
寄附者は寄附受付時に本制度に参加登録している学校などの中から支援したい学校などを選択し、寄附額は市から選択された学校などへ補助金として交付される。助成割合は、個人の10万円未満の寄附が9割(サイト上での決済手数料などの経費1割を控除)、法人および10万円以上の個人の寄附が全額となる。補助金は各学校などが行う教育活動に係る経費全般に活用できるが、教育活動以外の経費(外部への寄附や出資、福利厚生など)には活用できない。問合せは横須賀市企画調整課まで。

