エーザイ 薬粧事業部は、感染症などの対策のためにマスクを日常的に使用している、全国の12歳以上の男女310名を対象に、マスクに関する意識・実態調査を実施した。
冬の感染症の流行シーズンを迎え、首相官邸は、インフルエンザとノロウイルスの対策方法をウェブサイトで紹介している。今年はノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者が急増しており、特に子どもや高齢者は重篤化しやすいので注意が必要だ。
東京都は12月6日、ノロウイルス等の感染性胃腸炎が警報基準を超えたことを受け、都内での感染性胃腸炎の流行警報を発令した。都内262小児科定点医療機関からの報告による第48週(11月26日~12月2日)の患者報告数は23.6人/定点。
大流行の兆しをみせているノロウイルス。学校や病院などでの集団感染が相次いでおり、病院では死者も出ている。このノロウイルス感染を防ぐためにも、感染した際に適切な処置を行うためにも、正しい知識が必要となる。
ノロウイルスを中心とした感染性胃腸炎の患者が増加している。11月12日から18日の届出数としては過去10年間でもっとも多かった2006年に次ぐ水準となっており、厚生労働省では消毒や手洗いの徹底を呼びかけている。
東京都は12月9日、ノロウイルスなどを原因とする感染性胃腸炎は、平成22年第48週(11月29日~12月5日)に都内の患者報告数が流行警報基準に達したと発表した。