はてな、小中学生向けSNS「はてなランド」をわずか2週間で終了

 はてなは10月15日、小中学生向けSNS「はてなランド」を終了した。

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「はてなランド」サイト(画像)。現在はサービス終了のお詫びが掲載されている
  • 「はてなランド」サイト(画像)。現在はサービス終了のお詫びが掲載されている
  • 代表取締役社長の近藤淳也氏も、はてなランド閉鎖について言及
 はてなは10月15日、小中学生向けSNS「はてなランド」を終了した。

 「はてなランド」は、自分の分身であるキャラクター「ハッピィ」を作成し、サービス内の「ともだち」とおしゃべりを楽しむことができるサービス。招待制のサービスとして10月1日よりスタートしたが、ニンテンドーDSi向けサービス「うごメモシアター」を利用しているユーザは招待状がなくても利用可能だったため、スタート直後より広範囲でユーザ登録が可能となっていた。そのため、大人ユーザも大量流入し、またそれに対する対策が後手となっていた。

 この事態を受け同社では「より安心して楽しむことができるサービスへのリニューアル作業のため」として、10月8日よりサービスを一時停止させたが、15日をもって「無期限のサービス終了」を発表した。今後は、「はてなランドのサービス内容を一から見直し、新たに別のサービスとして検討をしていく」としている。

 なお、アイテムをはてなポイントやカラースターで購入していたユーザには、はてなランドから購入したアイテム分のはてなポイントとカラースターが全て返却された。

《冨岡晶》

※ この記事は、RBB TODAYにて10月18日に配信された記事を転載したものです。
《RBB TODAY》

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