サンタは実在するの? 今年もNORADがサンタを追跡

 クリスマスイブまでのカウントダウンも残すところ10日あまり。今年もまた、NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)が「サンタ カメラ」で世界中を飛び回るサンタを追跡する。

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NORAD Tracks Santa
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 クリスマスイブまでのカウントダウンも残すところ10日あまり。今年もまた、NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)が「サンタ カメラ」で世界中を飛び回るサンタを追跡する。12月24日に「NORAD Tracks Santa」にアクセスすると、世界中を飛び回るサンタとトナカイを確認することができる。

 サンタ カメラは、クリスマスイブにだけ使われるハイテクの高速デジタルカメラだという。NORADでは世界中にあらかじめ設置されたこのカメラで毎年12月24日に、世界中を飛び回るサンタとトナカイの画像と動画を撮影してWebサイトを通じて世界中に配信する。この企画にはGoogleも参加しており、Google Earthでもサンタの飛行を追跡できる。

 NORAD Tracks SantaのWebサイトによると、1955年にコロラドスプリングスに拠点を置くシアーズローバック社が、子供向けに「サンタへの直通電話」を開設した際に、誤った電話番号を広告に掲載したのがきっかけとなって始まったという。サンタにつながるはずの番号は、なんとCONAD(中央防衛航空軍基地;NORADの前身)の司令長官のホットラインの番号だった…子供たちからの電話を受けた当時の司令官がサンタが北極から南に向かった形跡がないかをレーダーで確認させ、子どもたちにサンタの現在地の最新情報を順次伝えたのだという。

 今年は、携帯端末でもサンタを追跡できるようになった。利用にはモバイルGoogleマップが必要となる。

 NORAD Tracks Santaでは、「サンタについて/よくある質問」とその回答も掲載している。「サンタは実在するのか?」の答えは、もちろん「Yes」。「多くの歴史的データと 50 年以上にわたる NORAD の追跡資料から導き出される結論は、サンタクロースが実在して世界中の子供たちに心から愛されている」のだそうだ。

 歴史あるこの夢ある企画を、今年は親子で楽しんでみてはいかがだろうか。サンタ村にさまざまな仕掛けが隠されている「キッズカウントダウン」も楽しい。
《田村麻里子》

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