P検を運営するパソコン検定協会事務局では、小中高校生のICT活用能力向上のために、正しいタイピング技法を習得できる「タイピング練習サービス」を無償で提供している。 同サービスは、マリエッタ開発のタイピング技法習得ができる「プチゲームシリーズ」をベースにしてP検のタイピング合格基準に適合させている。「ホームポジション」「モラル・パソコン用語」「英語ことわざ」「歴史」「難読漢字」などのコンテンツも用意し、タイピング技法と同時にさまざまな知識も得られるようになっているという。 P検は、総合的なICT利活用能力を評価する検定試験。米国ISTEが定めた国際的なICT教育基準である「NETS(National Educational Technology Standards)」の準拠資格として認定を受けている。全国の1,600の公開試験会場や学校などで実施されており、年間受験者数は約18万8,000名、累計受験者数は106万7,000名(2009年3月末)に達している。 422の大学・短大が入試優遇の対象資格とするほか、47大学では単位認定にも指定されているという。また企業では、採用時の選定基準としてや社員のICT活用スキルの基準として導入が広がっている。◆タイピング練習サービス利用方法:インストール不要ですぐに利用可能※P検公式サイトにて公開中