日本英語検定協会は1月20日、第2回「英語をはじめとする学習に関するアンケート」の結果をとりまとめて発表した。同アンケートは昨年7月に発足した「子どもワクワク英語プロジェクト」の一環として実施されたもの。 調査は2010年10月31日に東京、名古屋、大阪で児童英検を受験後の6歳〜12歳の児童および保護者を対象に実施。有効回答数は児童215名(男子45.1%、女子54.9%、平均年齢は8.54歳)と保護者114名。 児童に小学校の授業で好きな教科について質問したところ、「体育」と答えたのが半数以上の54.9%となり、次いで「図工」「音楽」と実技科目が上位に入った。英語は算数に次いで5位という結果になった。 家での勉強場所は「リビング」が52.1%と半数以上で、「自分の部屋」と答えたのは27.9%だった。 英語の勉強を始めた時期に関しては、「小学校入学前」が56.1%で半数を超えている。また、親世代ではほとんどの小学校で英語の授業はなく、12歳以降と答えたのが63.2%だった。児童英検の受験者においては、早期から英語を学んでいることが伺える。 子どもとコミュニケーションをとるうえで工夫していることを質問したところ、「家族そろって食事をする」が64.9%、「休日はなるべく一緒に出かける」が57.0%となっている。また、子どもに頑張ってもらいたい教科としては、「外国語(英語)」と答えたのが39.5%で、以下「国語」が35.1%、「算数」は33.3%という結果になった。