計画停電による交通機関の乱れにより大混乱となった3月14日の首都圏。臨時休業になるなど、多くの学校でも影響が出た。東京都教育委員会 教育庁は同日、「交通機関の乱れ等による東京都内公立学校への影響について(正午現在)」を発表した。 区市町村立学校では、1,311校の小学校のうち104校が休業、6校で始業時繰下げ、133校で始業時繰上げとなり、243校で影響が出た。中学校623校では52校が休業、4校で始業時繰下げ、100校で始業時繰上げを実施し、156校で影響が出た。 都立高校(全日)では178校中90校が休業、2校で始業時繰下げとなり、影響は全体の52%の92校に及んだ。高等学校では卒業式シーズンに入っているが、東北地方太平洋沖地震の発生を受け、日程を延期した学校もある。 影響は明日以降も予想されることから、一部の学校ではホームページにて、明日以降の休業についても告知を開始している。