福島第一原子力発電所事故の影響により、一部地域の水道水から乳児の飲用に関する暫定的な指標値を超える濃度の放射性ヨウ素が測定され、ミネラルウォーターの需要増加が起きている。 農林水産省はこれを受け、3月23日付けで全国清涼飲料工業会および日本ミネラルウォーター協会に対して、3月24日付けで全国清涼飲料工業会の会員企業に対して、ミネラルウォーターの生産・供給の拡大についての要請を行ったと発表した。 東京都などが乳児の水道水摂取を控えるよう指示を出したことから、対象エリア周辺ではミネラルウォーターが品薄な状態となっており、一部の小売店では、ペットボトル飲用水を、乳児のいる家庭に優先的に販売する動きも出ている。