文部科学省は3月28日、「学校教育の情報化に関する懇談会」の議事概要(第2回〜第8回)を公開した。 同会は文部科学副大臣の主催のもと、初等中等教育段階における学校教育の情報化に関する総合的な推進方策について、有識者などと意見交換を行うのが目的。委員には教育関係者やIT・メディア関連業界関係者22名が名を連ね、平成22年4月22日に第1回の懇談会が開催された。 同年8月には、それまで8回に渡り行われた懇談会の議論などをふまえ「教育の情報化ビジョン(骨子)」を公表。21世紀にふさわしい学びの創造と教育の情報化の果たす役割として、「情報通信技術を活用して、子どもたち一人一人の能力や特性に応じた学び、子どもたち同士が教え合い学び合う協働的な学びを創造」という理念のもと、情報教育のあり方や、教科指導における情報通信技術の活用法、校務の情報化などの指針がまとめられた。 「教育の情報化ビジョン」は平成22年度中の策定を目指し、ワーキンググループを設置してさらに検討が行われたほか、今年2月には文科省政策創造エンジン「熟議カケアイ」で、一般参加者による意見交換も行われている。 懇談会はその後これまで第11回までが開催されており、文科省のホームページでは、それぞれの会議の様子を伝える動画や、当日の配布資料、議事の概要などを閲覧することができる。 なお、3月16日に予定されていた第12回の懇談会は、東北地方太平洋沖地震の発生にともない開催が延期された。文科省では、4月中の開催を目処に現在日程を調整中で、「教育の情報化ビジョン」は第12回の懇親会の終了後に正式に策定となる見通しだ。
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