文部科学省は、「学校給食用食材の調達支援事業の実施」について各都道府県教育委員会等の関係機関に周知をしている。 東日本大震災により被災した地域の学校および学校給食の再開が緊急の課題となっており、学校給食については、食材製造工場の損壊、物流機能の低下、福島第一原子力発電所の事故に伴う一部食材の出荷制限など、給食用食材の調達が困難となり、近隣に限らず全国的な調達が必要となっているとしている。 こうした状況を踏まえ、同省では、被災地における学校給食用食材の調達を現代的な課題ととらえ、全国学校給食会連合会のネットワークを活用して給食用食材の調達が困難な地域と他の地域を結びつけ、食材の調達支援をはかるという。