女子中高生の疲労度はサラリーマン以上…その原因とは?

 森永製菓は7月20日、女子中高生とサラリーマンを対象に、両者の疲労具合を比較する「疲労と眠気に関する意識調査」の結果を発表した。

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女子中高生とサラリーマンの疲労度
  • 女子中高生とサラリーマンの疲労度
  • 何に対して疲労・ストレスを感じるのか(女子中高生)
  • 授業中に眠くなるか/授業中にしたことがあるもの
  • 授業中に他のことを考えたり、他のことをしたりしたことはあるか
 森永製菓は7月20日、女子中高生とサラリーマンを対象に、両者の疲労具合を比較する「疲労と眠気に関する意識調査」の結果を発表した。

 同調査は、森永製菓の「ハイチュウ」が女子中高生を応援するというコンセプトのもと、彼女たちの疲れやストレスの実態をサラリーマンと比較し把握することを目的に実施したもの。全国の女子中高生400人(中学生、高校生各200人)、および、30・40・50代の男性会社員400人を対象に、7月4日にインターネットによるアンケート調査を行った。

 女子中高生に、普段どのくらい疲れ・ストレスを感じているかを訊ねたところ、「とても疲れ・ストレスを感じている」が26.5%、「やや疲れ・ストレスを感じている」が57.5%となり、合わせて84%が日常的に疲れ・ストレスを感じているという結果となった。これは、サラリーマンに聞いた同じ設問の回答の合計値80%を上回る結果となっている。

 また女子中高生に、何に対してストレスを感じるか聞いたところ(複数回答)、「同級生との人間関係」(61.4%)がトップとなり、次いで「仕事・勉強」(53.2%)、「家庭での人間関係」(34.0%)となっている。

 授業中に眠くなることはあるか聞いたところ、「常に眠くなる」が22.6%、「眠くなることが多い」が42.0%、「ときどき眠くなる」が33.0%となり、「眠くなることはまったくない」という回答はわずか2.4%だった。

 授業中にしたことを複数回答で訊ねたところ、「寝る」という回答は75.5%に上り、全体の4分の3以上の女子中高生が実際に授業で寝てしまった経験があることがわかった。

 また授業中に、他のことを考えたり、他のことをしたことがあるかを訊ねた設問では、「頻繁にある」という回答が70.6%にも上った。
《田崎 恭子》

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