東京工業大学では、物理学科主催の「第18回高校生のための公開講座」を10月2日に大岡山キャンパスにて開催する。 物理学はミクロの世界から宇宙の現象までを統一的に理解する学問。最近では、高温超伝導やナノサイエンスから量子コンピューター、生命現象の解明にまでその応用範囲を広げつつあるという。 同講座は、現代物理学がカバーする最先端科学の一端を、講演と実験室見学を通じて高校生に体験してもらうことを目的に開催されるもの。 午前の部では、「量子の世界の原子と分子、そして光」「ガンマ線バースト - 巨大爆発で探るブラックホールの誕生と宇宙の果」と題した講演と、同大学の物理学科長による学科紹介が行われる。 午後の部では、17の研究室のうち2つを見学する研究室公開のほか、東工大生と対話する「東工大と物理学科のQ&A」などのプログラムが予定されている。 参加対象は、高校生と高校の先生。参加申し込みはホームページの専用フォームにて9月22日まで受け付けている。◆第18回 高校生のための公開講座 「物理学最前線〜量子から宇宙まで〜」日時:10月2日(日)9:00〜17:00(9:30開場)会場:東京工業大学 大岡山キャンパス 西5号館W531講義室参加費:無料申込締切:9月22日(木)必着