国際地学オリンピック・イタリア大会、日本代表は全員メダル獲得

 文部科学省は9月14日、国際地学オリンピック参加生徒の成績についてホームページで公開した。

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 文部科学省は9月14日、国際地学オリンピック参加生徒の成績についてホームページで公開した。

 国際地学オリンピック(International Earth Science Olympiad; IESO)は、国際地質科学連合(IUGS)の下部組織が支援するInternational Geoscience Education Organization(IGEO)の主要活動として創設された、高校生のための地学の国際大会。2007年に第1回大会が韓国で開催され、以降毎年開催されている。大会は、地学分野に秀でた生徒の発掘と地学学習の促進、ならびに地学および地学教育における国際交流・協力の促進を主な目的としている。同省では、独立行政法人科学技術振興機構を通じて、国際的な科学技術コンテストに参加する若者を支援する事業を行っている。

 9月5日から14日に、イタリア(モデナ)で開催された「第5回国際地学オリンピック」には、26カ国・地域から104名が参加。日本から参加した4名の高校生の成績は、金メダル1名、銀メダル2名、銅メダル1名であった。

 受賞者詳細は、渡辺翠さん(東京都・桜蔭高等学校1年)が金メダル、浅見慶志朗さん(埼玉県立川越高等学校3年)と松澤健裕さん(神奈川県・栄光学園高等学校2年)が銀メダル、松岡亮さん(北海道旭川西高等学校3年)が銅メダルをそれぞれ獲得した。

 なお大会の様子は、NPO法人地学オリンピック日本委員会のホームページでも公開されている。
《前田 有香》

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