愛知県教育委員会は10月7日、平成24年3月中学校卒業見込者の進路希望状況調査の結果を発表した。 同調査は、次年度の中学校卒業見込者の進路希望状況を把握し、生徒の進路指導や高等学校生徒募集計画に役立てる資料とすることを目的に、毎年9月と12月時点で調査を行っているもの。今回発表されたのは、9月10日現在の平成23年度第1回調査の結果となっている。 愛知県全体の中学校卒業見込者総数は72,385人で、前年度調査より1,738人増加した。そのうち高等学校、特別支援学校の高等部および高等専門学校への進学希望者は、69,915人で進学希望率は96.6％（前年比0.4pt増）となっている。 全日制高等学校への進学希望者は、67,901人で全体の93.8％。うち愛知県内の公立高への進学希望者数57,580人で全体の79.5％（前年比0.2pt増）、私立高への進学希望者数は9,317人で全体の12.9％（0.1pt増）となっている。 さらに県内の全日制公立高校への進学希望状況を、23年度の募集人員（43,320人）に対する、第1希望者数と第2希望者数の合計数（105,181人）の割合で算出した希望試算倍率は2.43倍となり、前年より0.13pt増加している。 ホームページでは、愛知県内の公立高校における各学校別の希望者数をまとめた一覧表を公開している。
