立命大教授、陸前高田市広田半島を題材にした防災教育教材を作成

教育・受験 学校・塾・予備校

立命館大学
  • 立命館大学
 立命館大学は3月8日、同大学 生命科学部・長野正道教授が故郷の陸前高田市広田半島を題材にした防災教育教材を作成したと発表した。

 同教授は、将来再巨大地震が発生した際、尊い人命が失われないように、大津波について未来を作る子どもたちに伝えていくことを目的に、自らの故郷である広田半島で津波被害の文献およびフィールド調査を行ってきたという。

 東日本大震災で被災した陸前高田市立広田中学校・小学校の教員などの協力を得て、防災教育教材を作成し、同中学校・小学校の生徒・児童全員に250部を送付した。

 教材は、(1)長野教授が震災前に撮影していた海岸や被災した中学校付近の写真と、震災後の同じ場所の写真を対比し、津波被害状況を視覚的にまとめた部分、(2)津波が広田中学校を襲う場面を収録した映像(提供:岩手県警察本部)から津波を分析した部分、(3)岩手県立博物館が所蔵する歴史資料等をもとに、過去の巨大津波の教訓をまとめた部分などから構成されており、津波の地理的・歴史的な情報を知る生きた教材となっている。

 震災から約1年を迎える3月8日に、長野教授が母校でもある同小学校を訪問し、教材の完成の報告を行う。また、広田中学校からの要望により、長野教授の専門分野である生命科学をテーマに、子どもたちへのエールを込めた記念授業も行う。

◆津波から身を守る 2011年3月11日東北地方太平洋沖地震津波から学ぶ
 〜陸前高田市広田半島を舞台として〜
サイズ等:A4、カラー、34ページ
発行部数:250部
制作期間:2011年4月30日〜2012年2月10日
《前田 有香》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)