震災後1年…新学期に向け文部科学大臣からメッセージ

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 文部科学省は4月3日、「新学期を迎える児童生徒と学校関係者への文部科学大臣からのメッセージ」をホームページに掲載した。

 メッセージは、東日本大震災から1年を経たこの春、新学期を迎える被災地および全国の小学生と中高生それぞれに宛てられたもの。震災を乗り越え、未来を切り拓いていくための感謝や激励の言葉が綴られている。

 児童に対しては、自然とともに生きる知恵を学んでくださいと呼びかけている。被災地の児童生徒に向けては、この1年間の頑張りを讃え、大人になってから、助けてくれた外国の方たちに、きちんとお礼を言える人間になって、また困っている人がいたら、手をさしのべられる人になってくださいとお願いしている。

 中高生に対しては、自ら学び考える力の大切さを説き、学校を単なる知識や情報を得る場所にせず仲間とともに学ぶ場として、考え行動する力を蓄えてくださいとしている。また、高校の無償化について触れ、社会に支えられて育てられていることを自覚したうえで、その期待と信頼に応えるための勉強をするように励ましている。

 また、学校関係者に向けては、「防災、防犯や安心・安全に関わる教育は、それぞれの教科等の学習と連動させながら、いのちを守る教育として改めて考えていくべきかもしれない。自然と共生できる新しい日本社会を作っていくためには、どのような教育の形が必要なのかを、皆さんとともに考えていきたいと思う」と述べたうえで、被災地の教職員には自分の体と心のケアも行うよう呼びかけている。
《前田 有香》

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