国際文具・紙製品展、650社出展でさまざまなアイデア教育文具紹介

 東京ビッグサイトで本日7月6日まで開催されている第23回国際文具・紙製品展では、子どもの教育に関連する文具が多数展示されている。中には保護者や先生応援グッズも紹介されており、各出展者の文具に対するこだわりが見えた。

教育・受験 その他
シヤチハタ、展示ブース
  • シヤチハタ、展示ブース
  • シヤチハタ、展示ブース
  • シヤチハタ、展示ブース
  • シヤチハタ、ケズリキャップ
  • ゼブラ、ブース
  • ソニック、最新のくるんパス
  • ビバリー、ごほうびシート・シール
 東京ビッグサイトで本日7月6日まで開催されている第23回国際文具・紙製品展では、子どもの教育に関連する文具が多数展示されている。中には保護者や先生応援グッズも紹介されており、各出展者の文具に対するこだわりが見えた。

 同展示会には、650社が出展し約8万名の来場者を予定しているという。中でも、展示ブースに教室のようなセットを作ったシヤチハタは、ペットボトルが鉛筆けずりになる「ケズリキャップ」や先生応援グッズなどが注目を集めていた。

 子育てママにおすすめという「ケズリキャップ」は、空のペットボトルに取り付けるだけで、鉛筆削りとして使え、部屋を汚さずに削りくずを捨てられることが特徴だ。また、家庭で不要になったチラシから無駄無く簡単に折り紙を作ることができる「おりがみ工場」は、はさみやカッターなどを試用しないため、安全性に優れている。そのほか、プラスチック、金属、布などに名前がスタンプできる「ポンピタ」などは、入学準備で名前書きの負担を減らすことができるだろう。

 教育用地球儀の製作、販売を行う昭和カートンは、家庭用サイズの地球儀を展示していた。18枚の船底型の地図を手作業で張り合わせる手法をとっているため、つなぎ目が見えにくく、地形のゆがみを最小限に抑えられるという。また、世界の各地域にゆかりのあるイラストが描かれた地球儀やすべでの地名がひらがな表記のものなど、小学校低学年生でも地球儀を通して世界を知ることができる。また、学校で地球儀を利用している先生たちからのフィードバックにより地図を定期的に改訂することで、品質を下げずに家庭に提供できるという。

 そのほか、従来は、先がつまみにくく円が描きにくかったコンパスに、キャップを取り付けることで簡単に円が描けるよう設計されたソニックの「くるんパス」や、子どもの勉強意欲を上げるビバリーの「ごほうびシート・シール」、ペンのインクに香りを付けたゼブラの「サラサクリップ」など、教育に関係する商品や学生をターゲットに開発した商品を展示するブースが多かった。

 学生にとって文房具は不可欠な消耗品だ。そのうえ、勉強への意欲向上のためのツールでもある。子どもの好みを考慮しながら、勉強への効果などに着目すると良いのだろう。
《湯浅大資》

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